昨日は、ピラティスの疾患別アプローチという講座を受けてきました。
ピラティスが不調を抱えてしまった人に対して、とても有効的であり、続ける事によって緩和されて
いく・・・というのはまぁわかると思いますし、最近はスタジオ以外でもクリニックなどでもピラティス
を用いたリハビリが行われていたりするのですが。
では、そもそもが、なぜそういう風になってしまったのか?
そして人間という私たち霊長類が、そもそもどのようにして人間になって、だから、こういう筋骨格になって。。。
とういうところまでは、私たち、イントラもはたまたPTの学校でさえ言われていないことだそう。
ですが、そこを分かっていない限り、やっている事が対処療法であり、根治療法とはならないそう。
なってしまってから、ではなくならないように予防するというのが先生の考え。
日本の医療業界のあり方やら、ピラティス業界の事やら、かなりザクザクと切り込みを入れていました。
でも、それは矛盾がないと思います。
無駄な税金を費やさなくてもよいし、もっと国民がイキイキと潤うのではないかと。
ピラティスに関してもそう。
ジョセフピラティスが開発したこのメソッドは本当に人間として必要な基本原則がぎゅっと盛り込まれていて、素晴らしいメソッド。
ただ、勘違いされやすいのは、フィットネスの要素が大きくピラティス=コアのイメージが強すぎる。
もっと良いところを改良して、必要ない動きは省いたりすればもっと気持ちよいし、抜群に効果を感じて
ピラティスの価値が全然上がる。
「形だけの無意味な動きはやんなくていいじゃん。そんな暇があったらもっと他の事してるよ、時間、無駄じゃない?」と。
ジョーが当時、このメソッドを医療の世界で広められなく、ひどく悲しみ
「僕の考えは半世紀早かった・・・」と言葉を残しました。
そして今、ピラティスは世界に多く広まっている一方、
本当の良さという部分は散在してしまっている、
そこで一人の男、中村尚人が立ち上がる。
それは、まだまだ小さな叫びかもしれませんが、言ってることに矛盾がないから、
それに賛同する人たちが日本中に拡散。
私が、死ぬときまでには、先生の考えは、日本中に広まっているだろうか。
常にバージョンアップ、年をとるのは常にベスト。
いかに自分を捨てられるか、捨てられない人がバージョンアップできない。
それは自分を否定する事になるから。と。
常に、現状で満足せず、「何故だ?」と学び続ける姿勢が、
先生の「真骨頂」かなりてっぺんに近づきそうな事を発見したのです。
何年も指導を受けていますが、言ってることは昔とは全然違います(汗)
でもだからこそ、真髄を発見できたという事で。本当にありがたい。
ですから、私も今では教えられた事を単にに丸暗記でなく、しっかり自分で考えて
調べたり人体模型や解剖の本とひたすらにらめっこして納得します。
分からないことは、ひつこく質問。や~この熱意がもっとヤング時代にあればもっと人生違っていたのに~
なんてひっそり思いつつも。今の自分が好き。
さぁ。復習をすべく本日も学びにいってきます。