ミニショップの廃止(10) -総会の結果 | はるぶーのマンションヲタクな日々

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マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 ミニショップ廃止系の議案と、存続時間削減系の議案を連続で採決に決定。
同時可決は困るあら、第2号議案は第1号否決の場合のみ採決でどっちか
通れば、年に600万は削減できる。まぁ行き先は修繕積立金でしょう。
 
 規約集の最後の特記事項の本文中に、”初期設定”としてミニショップが
入っていますと明記されている部分。 これを消去しないといけないか
どうかで、議案が特別決議なのか、通常決議なのかがはっきりしないこと。
 これ、販売時に”ミニショップが存在した状態で、その契約を管理組合に
継承します”という初期条件について、原始規約として全戸への承認を求めて
いるもので、ミニショップの運営時間など契約詳細は、共用施設関連の
細則中にある。
 その時点までに一度も特別多数決議(全戸の3/4でうちの場合だと400票
近い”賛成票”がいる)は通したこともなかったわけで、アンケート結果
からみて、特別決議で通せるかといったらかなり難しい。
 
 (1) 規約本則中にある規定は、管理組合が立ち上がった時点で既に
   ”使い終わって”いる条項で、契約終了を含めた条件の変更は
   規約側は改正しなくても問題はない
    <ーーこれは私の見解
 (2) 細則で定義されているのは”ミニショップ”に関わるものだけ
   なので、それが有人かどうかは細則中にしか書いてないから、
   新しく自販機型のコンビニをいれて、それが24時間運営の
   ”ミニショップ”であると名前をつければ(1)がダメでも回避
   可能(かなり無理筋ですが。。。)
 
の2つが考えられたけど、管理会社法務部の見解も(1)であると。
万が一混ぜ返してくる反対派の人に、手続き面でひっくりかえされ
ないように(2)でもクリアしているように、規約の本則の上では
自販機コンビニは”ミニショップ”であるとして整合性があるように
せっせと細則側を直した上で、その変更を通常決議とすることになった。
 
 この時点で第1号議案の可決は大体確実かなと思えるようになった。
(”理事会”が思うんでなくて、”私個人が”思うって意味です)
 
#私は個人的には、理事会の提出した議案は命かけても通すべきで、
 否決されたりするような議案なら最初から総会に付議すべきにあらず
 という立場です。予めアンケートなどを実施して票読みは念入りにするほう。

 
 実際に臨時総会をやってみたら、第1号議案は、出席議決権95%
賛成率76% で可決された。掛け算すると75%にはギリギリで届かないから
もし特別決議だったら通ってないことになる。
 
 互いに相反する内容の採決があるからあれほど、委任状は
ださないでくれっていったのに、全戸の26%も委任状がきちゃった
のは当然賛成側に利用。
#私は、議場の出席票がたとえ反対に偏っていても委任状は賛成側
 に使うべきだと考えているので議長であるとかならず賛成に使う。

 
 委任状によほどのことがない限り使って
くれるなと書いておいても1/4が使うってのは不思議だなぁ。
議決権行使だと”自分が”責任とった気になるのがいやで
委任だと”理事会”に責任があるとでも思うのかな。錯覚だけど。
 
 実際の賛成・反対の比率はほぼ2:1で、全戸の23%という反対票は
今まで3年7回の総会で通してきた議案中では最大の反対率。
 理事会としてはどちらかが可決されればよしということで、
そのまま継続時間削減の第2号議案は廃案となった。
 
 総会は11月で3月前告知はクリア、2月下旬で有人店舗やっている
アスクは撤退、跡地には3月頭から自販機コンビニが入ることに
なっていたけど、ちょうど3/11に地震がきたりしてすったもんだ。
ちゃんと安定運用可能になるまでに結局1月ほど間があいたかな。
 
 次回からは後日談です。 多分あと2回で終わるみこみ。

 
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