漆喰とは・・・
日本の漆喰塗りの歴史は1300年前から使用されている。機能面での万能さと、仕上がりの美しさが特徴。
施工の様子をご覧ください。
下地のコテも沢山使います。
下地の石膏ボードのジョイントにパテを詰めてます。
ジョイントテープを貼ります。目地でのクラックを防ぐ為です。
漆喰下地を塗ります。
下塗りしたあと、乾くまで数日間、養生をします。漆喰の匂いは、つなぎの糊の匂いが、海の匂いがします。海藻を原料とした糊を使っているからだそうです。平滑な下地が出来ました。
上塗り施工中。書斎には珪藻土と、石を混ぜてます。
こんな感じ。仕上げのパターンは、左官屋さんがカリスマなんで、お任せしました。
和室の漆喰に、色をつけて、藁を混ぜてます。
仕上げ塗りのコテは、更に数が増えてます。これらも、全部じゃなくて、一部だそうです。コテにもこだわりがあるそうです。
塗ってる最中は、結構ピンクか?と思いましたが、だんだん乾いていくと色が薄くなって行きます。
和室上塗り終了。乾いていく間に、色が変わっていきます。
寝室上塗り終了。黄色いなぁと思っていたけど、乾いていく間に、色が薄くなっていきます。
今回、和室・書斎・寝室の壁に漆喰を塗りました。3部屋とも、パターンや色を変えて、違いを出してます。
・調湿性 吸放湿性能に優れ、ホルムアルデヒドの吸着分解性能がある。
・耐火性 不燃材
・耐久性 気硬性があり、年月と共に堅くなっていきます。
・抗菌性 強アルカリ性でカビにくい
・意匠性 高い創造性
漆喰のこと詳しくはこちら
UTYのTV番組にも出た山梨のカリスマ職人 壁美師 藤本 さんに、家の中の漆喰を塗ってもらいました。
漆喰の他に、珪藻土、土壁なども施工出来る職人さんです。
若手の腕利き職人さんが、仲間同士で助け合い、仕事をしてくれます。
左官工事は、コストだけでなく、工期も長くなります。
ほとんどのハウスメーカーでは、工期優先なので、外壁も、室内も、左官屋さんの仕事はありません。
機能性・意匠性は、特別です。自然素材の家には、良く合います。
最近は、ホームセンターで売ってる物を、自分で塗る方も居ますが、プロの仕事は、仕上がりも、耐久性も違います。
仕上りは、写真では雰囲気が伝わりにくいので、是非、観に来てください。
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