こんばんは。原田綾子です。


昨日の記事

子どもと一緒にスッキリシンプルお片付け

の続きです。


もともと整理整頓が

あまり得意でない私。


やるときはやる!!

のですが

やるか、やらないかの

百ゼロ主義のような・・・^^;


お恥ずかしい話、

教員時代も自分の机周りは

ゴチャゴチャしていました。

(今も、よく物を探しております・・・汗)




ブログの読者さまから

しっかりしていそうとか、

きれい好きそうとか、よく言われるのですが

(実際に講座に来られたお客様には

綾子さんてブログのイメージと全然違う!!

と、よく言われます。

きっといい意味で、だと思うのですが・・・

ぜひ確かめに来て下さい。笑)



おおざっぱでズボラなので

教員時代もこんなかんじでした。

↓  


・・・・・過去記事より・・・・・・・・


朝、教室に行くと、

子どもたち(女の子たち)が

なにやら私の机の周りにむらがっています。


何をしているのかと、近寄ったら

彼女たち、

せっせと私の机上の整頓をしてくれています。


「おはよう~」

と言うと、子どもたち


「先生、みんなの提出したノートが雪崩になっていましたよ。

宿題のプリントもぐちゃぐちゃだしぃ~

先生、忙しいからね~~

わたしたちで綺麗にしておきましたドキドキ

と。


なんだか妙に大人っぽく見えた彼女たち。

「ありがとう~!!助かるよ」

と勇気づけ♪



「先生ね、忙しいせいにしてダメだよね。

片づけ苦手だけど、整頓がんばるね。

とっても助かったよ!」


と、休み時間、机上はもちろん

引き出しの中も整理することに。


印刷ミスした紙や、余ったプリントが

出るわ出るわ・・・


子どもたちからもらった

折り紙にお手紙、イラスト・・・

大切にとってくとすごい量!




そんな私を見た子どもたち、

手伝ってくれて。


「このプリントは裏が白いから

四つ切りにしてメモに使えますね!

先生、私たちで切っておきますね」


とか


「雑巾でここ拭いておきましょうか」

とか

お手伝いしてくれる子がたくさん!


ありがとねーーー( p_q)




すると、

いつも机の中がごちゃごちゃの

Aくんも、休み時間

引き出しを机の上に出して整理を始めた!


「Aくん、きれいにしているんだね!

先生もがんばるよ!(・ω・)b

一緒にやっていこうね~~」


そう言うと、Aくん

ロッカーの整理も始めました。


ふふ。かわいい。笑




教師は子どもたちの模範として

整理整頓してしっかりとしないと

と思いながらも、


休み時間は

できるだけ子どもたちと外で遊びたいし

(授業の準備や事務作業などでも忙しく)

なかなか、整理ができなかった私。



アドラー心理学を学び

親と子は対等なヨコの関係で

(教師と生徒も)

相互尊敬、相互信頼で結びつき


親は子の役に立ちたいと思い

子は親の役に立ちたいと思う関係、


そんな関係にとても感動し・・・



教師としてもちろんリーダーシップは必要だけれど

子どもにリーダーを任せることで

子どもが伸びていくことを感じました。


(いつでも教師が

子どもを引っ張っていく必要はないということ)



教師も親も、完璧である必要はなく

不完全さを受け入れながら

(時にリーダーの交代をして)

子どもと共に成長していけばよい♪





仕事で出逢うお母さんの中には

「もっとちゃんとしなくちゃ」

とか

「立派な母親にならなきゃ」

とか

「子どもをしっかりしつけなきゃ」

とおっしゃる方もいますが


立派になる必要などなく

子どもは自己教育力を持っているので

親がゆるんでいるほうが、

子どもはグングン伸びていきます。


最近

教えるのをやめたら、子どもが伸びた

と言っていた先生がいて、とても印象的でした。



・・・・・・・・ここまで・・・・・・・・・・・・




なので、

昨日のお片付け記事にも書きましたが、

時には

子どもにリーダーシップを発揮させたり

「ママ、これを捨てるかどうか迷っているんだけど、

○○ちゃんは、どう思う?」

とアドバイスをもらったり、

「部屋が散らかってきたら、お互い声かけしあおうね^^」

、「一緒にやっていく」姿勢で

たのしく成功体験を積み

勇気づけ合いながらやっていくといいかなと思います。



つまり

親なんだから

親としてきちんと部屋をきれいにして

家事もちゃんとして、

子どもの模範になるように・・・

なんて考えなくていい。

というか、

考えない方が子どもが育つと思うのです。



子どもに教えようとしない。

子どもの先生になろうとしない。




料理も、私は忙しいとき

「ママ今日すごく疲れちゃったの。

なにかお手伝いをしてもらえると助かるのだけど・・」

と、子どもにお願いします。


すると、子どもは

「おにぎる作るよ!」

と言って姉妹でおにぎりをつくってくれたり

「お肉炒めるね」

とか、手伝ってくれたり

もちろん

「今日は宿題がたくさんあって手伝いできそうにないの。

ごめんね」

と断ることもあります。



お願い口調は

子どもに何かを「させる」ためのものではなく

子どもにどうするか選択させる余地を与えるもの。

(相手の意思を尊重している)


そしてお互いなにか困っている場合は

民主的に話し合いをする

「勇気づけ」のコミュニケーションをとる。


こうして、いつも話し合いながら

「よこの関係」で関わっていくと

相手を大切にしながら自分の主張をしたり

相手の話を聴いたり、話し合いをしたり

親子で民主的な話し合いができると

外の世界でも、

子どもはきっと民主的に話合うことができるでしょう。





親も教師も、完璧である必要はなく

不完全さを受け入れながら

(時にリーダーの交代をして)

子どもと共に成長していけばよい♪


このことを心に留めて

わたしも子どもたちと関わっています。




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