こんばんは!勇気づけママです。


怒りの感情の続きです。



怒りの感情の裏側にはどんな感情が隠れているのか。例を挙げて考えてみました。


怒りの感情の裏には「助けてくれない」とか「わかってくれない」、「愛してくれない」などの「心配・不安」「悲しみ」「寂しさ」などの感情が隠れています。



・夫の帰宅が遅くて、もっと家事育児を手伝ってほしい・・・


・子どもの帰りが遅くて事件にでも巻き込まれたのかと心配した・・・


・私の話をもっとちゃんと聴いて欲しい・・・



人を支配したいときにも怒りが出てきますね。いつも人の上に立っていたい、とか、人を思い通りに動かしたい、とか。これは「自分勝手」「わがまま」です。


人が思うような対応をしてくれないから、怒りを使って支配する。




理想が高すぎる人も怒りが出やすいですね。自分が勝手に思い描く理想の子ども(夫・妻)像と現実の目の前にいる子ども(夫・妻)のギャップに腹が立つ。


完璧主義も怒りの感情が出やすいでしょう。




子ども(夫・妻)のよいところなんて見つからない、ほめるところもない、という人は規準となるハードルを下げてみませんか?


毎日会社に行って働く。毎日学校へ行って帰ってくる。毎日家事育児をしている。


元気に過ごす。(病気であっても)生きている。家族一緒にそれなりに助け合いながら生活している。


目の前にあるものに気づかず、無い部分だけを見つけることが得意になっている場合があります。




では、先日のこのワーク。


怒りを道具として使わないで、相手に思いを伝えるにはなんと言えばよいでしょうか?




①夫の帰りが遅くてイライラ。私は家事育児に毎日大忙しなのに、夫ときたら、早く帰って来て!っていつも言っているのに毎晩遅い。


旦那さんが帰宅してドアを開けた瞬間「なんでこんなに遅いのよ!早く帰ってきてって言っているでしょ!」と、すごい形相で怒る奥さん。


言い換え→


②子どもの帰りが遅い。どうしてこんなに遅いの?なにかあったんじゃないのか・・・そして、子どもが帰ってきた瞬間「こんな時間までなにやってたの!!!」と怒るお母さん。


言い換え→


③旦那さんに話をしているのに、あまりちゃんと聴いてくれない。もっと反応してほしいのに・・・。「あなた!私の話聴いてんの!!?」と怒る。


言い換え→




怒りを使わずとも相手に思いを伝えることはできますね。


「助けて欲しい」「解って欲しい」「愛して欲しい」・・・・。あなたの怒りの感情の裏側にはどんな感情がありますか?

本当に伝えたいことは何ですか?わかってほしいことは何?




どうしても怒りの感情に飲み込まれてしまう。どうにも感情が抑えられない・・・・そういう方は一度心の奥にあるものを見ておくとよいでしょう。本当の自分を知る。


どうにも無理、と言うのだったら、いくら技術(コツ)を学んだって、自分の内側を観てみないことには何も始まりません。


その土台があってからこその、技術(コツ)なのです。




子育て相談だけではなく、そのようなカウンセリングも行っております。心の中にいる癒されない子どもの自分。物事の捉え方。考え方のクセ。自分だけのレンズを通した自分だけの世界の見方・・・。


自分ではわからないものです。自分を知るということは、解決の第一歩を踏み出すことなのです。


(それに関連した記事も書いてみたいと思います)



怒りのお話はまだまだ続きます。


~続く~



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