手紙が来たよ~相対者を知らされて数日経った頃のお話~ | 神様と共に

神様と共に

統一教会の元シックです。
統一教会では私の神様に出会いまいた。
神はいつも私と共におられます。


(以下の文章は、私個人の過去の回想記です。興味のない方はどうぞスルーしてください)



前に書いた記事の続きです。

(この記事は第4話です)


第3話は、親戚に相対者の写真を披露しに行った場面でした。


今回は、それよりも前の話、相対者を知らされて数日経った頃の話をさせて頂きたいと思います。


時系列的に前後しますことをお許しください。



あれは、1992年初夏、相対者が決まったという知らせを受けて数日経った頃のことです。


相対者から手紙が届きました。


当時はまだ携帯電話が一般化しておらず、携帯メールなどはなかったので、手紙は手書きのものをやり取りしていました。


私から手紙を書く以前に届いたものでした。


それは、彼が私の所属教会に初めて電話をして来る前に届きました。


少し不信仰な話なのですが、それを受け取った私は、


「あれ~っ、もう来ちゃったよ、手紙」


と思いました。


いち早く中身を確認したい、などという気は少しも起こりませんでした。


しかしながら、手紙の中身を見ない訳にもいかないので、封を開いて内容を確認しました。


もうかれこれ20年前の話であり、手紙も残っていないので、細かなことは忘れました。



でも、手紙を読んだ時に感じた感覚は、今でも強烈に覚えています。



手紙には、彼の自己紹介、私の写真を見た感想、その時の彼の気持ちなどが書かれていました。



自己紹介でだいたい彼の家庭のことが分かりました。


父親は早くに亡くなり、母と姉と暮らしている、ということでした。


勤めている会社はハッピーワールド。


(ハッピーワールドはどういう訳か8月の合同結婚式の時にはもう辞めていたらしかったので、本当に勤めていたのかどうかは不明です。無職だったのかもしれません。彼は献身者ではなかったので、どこか他の会社に就職したのでしょうか? こんなことはあるのでしょうか? 問いたださなかったので、今でも真相は不明です。)



次に、私の写真を見た感想が続いていました。


私が言うのもおかしな話なのですが(自賛するみたいで申し訳ないのですが)、彼は私の写真を見て嬉しかったと書いていました。


そして、所属の青年部の兄弟姉妹たちに私の写真を見せて歩いたと書いていました。


写真をもらってすぐに自宅の母と姉にも見せたとも書いていました。



それを読んで、そんなに喜んでもらって、嬉しいような悲しいような…。


複雑な気持ちでした。本心は喜んでいませんでした。



更に読み進めると、私のことを 「経歴などからしても自分には勿体無い人だ」 と書いていました。


「自分の足りないところを補ってくれる人だ」 「神様に感謝する」 とも書いてありました。


まぁ、これらの言葉は単なる社交辞令であり、真に受けてはいけないのかもしれませんが…。


いろいろと書いてありましたが、それを読んで、彼はプライドのない、神様に近い人なのかなぁ、と私は思いました。


もしかしたら、純粋無垢な神様の愛する息子なのかもしれない、とも思いました。



しかし、読んでいて私をげんなりさせたことがありました。


それは、手紙の中の書きかけの漢字でした。


きっと後で調べて書こうと思ったのでしょうが、忘れて書きかけのまま郵送してしまったのだと思います。


その漢字は、日本の義務教育で習う範囲内の漢字でした。


文脈から察するに、それは 「驚」 という漢字でした。


ヒントとして左上の 「草冠」 だけが書かれていましたので、すぐにその字は判明しました。



「あの…。義務教育の範囲内の漢字なのだから、それくらい書いて頂けませんか?」


と、私は真剣に思いました。


その手紙は私を大いに萎えさせました。



その後、第1話で書いたような事件が続きました。


彼は電話で、


「ステラさんは、家族に僕を紹介してくれましたか」


と聞いてきました。


私が、


「いえ、まだです」


と答えると彼は、


「なぜ紹介してくれないのですか。


 早く紹介してください」


と不服そうに言いました。


この部分です。



彼があまりにも 「彼の紹介」 にこだわるので、結局何の準備もできないうちに、第2話、第3話へと続いたのでした。


即ち、彼を両親に紹介し、親族にも紹介したのでした。


氏族は許さなかったけれども、結局 「明かした」 ということで、我が家の復帰摂理は少し進んだのかもしれません。


そういった意味のことを、私の アベル 1610双 のお姉さんは仰いました。




◇◇◇ 続く ◇◇◇



関連記事


第1話 「ステラさん、相対者が決まりましたよ」

http://ameblo.jp/happystella/entry-11241030656.html


第2話 相対者の写真を見た両親の反応は…

http://ameblo.jp/happystella/entry-11244419050.html


第3話 この人と結婚します!~1992年 3万双の1家庭です~

http://ameblo.jp/happystella/theme-10053535291.html



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最後までお読み頂き、感謝申し上げます。

まだまだ続くと思いますが、我慢強く気長にお付き合いくださいませ。


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