人の振り見て…ね。 |    さあ、痩せるわよ!

   さあ、痩せるわよ!

      命の危険を感じ2013年に75.4㎏から始めたダイエット。
      なんとか-23㎏達成。
      50㎏台を維持すべくダイエット継続中です♪

pig* 体重 64.5㎏(前日比 +0.1㎏)

pig* 体脂肪率 39.0%





同じ職場の同世代おデブちゃん女子。

この人、最近またダイエットを始めたらしいの。

“また”っていうのは前からよくダイエット、ダイエットって言ってるから。

今回はプレ更年期とかっていうのがひどかったらしくて

その間にストレスやなんかで10㎏くらい増えたらしいのよ。

お昼のお弁当なんて2人前食べてたとか。

もともと太り気味だったからきっと軽く70㎏は超えていると思うわ。

で、最近またダイエットを始めて少し痩せたとのこと。


「半袖の制服の袖まわりがパツパツだったのに

少しゆとりが出たのが嬉しいわ。」

って、袖と腕との隙間に指を入れて見せてくれたわ。


「酵素がいいわよ、痩せるわよ。」

って自分の顎のラインをなでながら酵素を勧めてくれたわ。


「最近はあまり食べないようにしてるの。そしたら痩せたわ。」

って、お腹のあたりをさすりながら語ってくれたわ。





でもね、アタシの答えはすべて

「そうなんだぁ。」

よ。

だってね、わからないのよ。







どこが痩せたのか…







アタシもダイエット中だし、彼女の気持ちは何となくわかるわ。

きっと自分なりにすごく努力をして、少しだけ減ったんだと思う。

今まで太り続けていた彼女が、努力によって少しだけ減量出来たっていう事は

きっと彼女なりにすごく誇らしいことだと思うの。

そして他人からもその頑張りを評価されたいはず。


でもね、前にも言ったと思うけど、

アタシや彼女のようなかなりのおデブちゃんは

かなり減量しないと他人は気付いてくれないのよ。

5㎏減っても10㎏減っても、標準体重に達していないうちは

“おデブちゃん”でくくられてしまって、

痩せたことになかなか気付いてもらえないのよね。



アタシの場合はひっそりこっそり始めたダイエットだったから

他人に対して「ねえ、アタシ痩せたでしょ?」なんて聞くこともなかったし

自分から「ダイエットして痩せたのよ。」なんて言う事もなったわ。

それどころか、何も言わず他人から気づかれるのを待つことを

楽しんでいるようなところがあるくらい。

何も知らない人がアタシを見て「痩せたわね。」って気付いてくれた時が

本当の意味で「痩せた」ことになるような気がするからよ。



努力が結果に結びついてそれを他人から褒め称えられることは

嬉しいことだけど、ダイエットにおいてはその努力を

聞かれもしないのにわざわざ人に自分から言う事でもないような気がするの。

「すごいわね。尊敬するわ。」

なんて言ってくれる人もいるけど、アタシからしたら

ダイエットなんてしなくても体型をちゃんと維持できている人、

体重のコントロールがちゃんとできている人の方がよっぽどすごい人だわ。

標準体重より20㎏以上も増えるまで痩せる努力をしなかったアタシは

すごい人でもなければ尊敬してもらえるような人でもない。

今まで放っておいたツケが回ってきて、生命維持のために

減量の努力をしなければいけなくなっただけよ。



だから、職場の同世代女子を見て思うの。

なんだかちょっとかわいそうって。

同じダイエッターとして気持ちはわかるけど

今の彼女の言動はアタシには滑稽にしか見えないの。

どうしてこんなことを思うかって?


昔のアタシにそっくりだからよ。

ちょっとダイエットして、ちょっと減量出来た時点で、

それをすぐに人にひけらかしていたの。

聞かれてもいないのに

「置き換えしてもう3KGも痩せたのよ~」

とか、

「ウエストが2㎝減ったわ~」

とか。

「すごいね~」とか「うらやましい~」なんて言う称賛に

誇らしげに微笑んでいたアタシたけど

今考えるとあの称賛は単なる社交辞令ね。

だって見た目には全く分からなかっただろうし、

結局は成功しなかったし、それまでにもその後も

リバウンドを繰り返しながら今に至ってるわけだもの。

きっとその時の周りの人の本心は

「またダイエット始めたのね。」

「3㎏痩せた?いったいどこが?」

「前も置き換えしてたよね。でもリバウンドしたのにね。」

「いつもダイエットしてるけど維持できずに戻るわよね。」

そんな感じだったんじゃないかしら。



でもそんな滑稽なアタシに、ズバッと言ってくれた人がいたの。

姉の夫よ。義兄ね。

家族ほど近くはないけど、他人程遠くない。

だからはっきり言えたのね。

「前もダイエットしてなかった?前も痩せたって言ってたけど

またダイエット?会うたびに体型違うよね。」

そして極めつけはこの言葉。

「どんなダイエットしてるとか、どれだけ努力してるとか

どれだけ体重が減ったとか、そんなことは自慢にも何にもならないと思うよ。

そもそもそこまで太ったことを恥じるべきでしょ。

俺から言わせれば、そこまでになる前に気付けよって感じだよ。」





た、た、確かに。

とってもショッキングな言葉だったけど、

今考えるとありがたいお言葉だわ。

だって自分がいかに滑稽であったかを気付かせてくれたもの。

それからは不言実行に徹してきたのよ。

ま、それでも何度もリバウンドを繰り返した懲りないアタシだけど。





だから同世代女子にも気付いてほしいの。

いかに滑稽かっていう事を。

でも、義兄のようには言えないわ。

あくまでも他人だし、職場の同僚だし。




ただ、これからも会うたびにダイエット話になるのかと思うと

ちょっと気が重いわ。

だって、本当にわからないもの。

どこが痩せたのか。



見た目にもう少しわかるようになってから話したいものだわ。

幸いにも部署が違うから毎日会うわけじゃないし、

もしかしたら次に会う時までには

見た目にもわかるくらい痩せてるかもしれないわね。

そう願いたいものだわ。

心から「痩せたね」って言いたいもの。

社交辞令のうちはきっと顔が引きつってると思うし。





人のふり見て我がふり直せ



ね、ほんと。






アタシも気をつけなくちゃね。












ぽちっとおねがいね♪


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