「ELM(エルム)勇気づけコミュニケーションプログラム」は、シリーズ累計180万部を突破した(2016年10月時点)大ベストセラー「嫌われる勇気」でも話題のアドラー心理学を基礎にした体験学習講座です。2017年からドラマ「嫌われる勇気」(毎週木曜夜10時フジテレビ)が放送されるなど、更に注目を集めています。

 

プログラムの内容をご紹介する前に、少しアドラー心理学の考え方についてお話しましょう。

 

「ほめる」と「勇気づけ」の違い

アドラー心理学には、「ほめるのではなく、勇気づけ」という考えがあります。


親の思い通りの子どもに育てようとして「ほめて育てる」のではなく、お互いが相互尊重しあえるような関係を作り、言葉をかけていくことに重点をおきます。

 

たとえば、子どもがテストで100点をとったとき、どのような言葉かけますか?

 

 

「えらいね」

「よくやったね」

「さすが」


このような言葉をかけられた子どもはその時は喜んでくれます。

しかしこれを続けていくと、ほめられないと勉強をしない子どもになってしまうことが心理学でわかっています。

 

また、ほめてもらうことが当たり前になり、親にほめられるためにその行動をすることもあります。これは子どもにとって良いことなのでしょうか?

 

そして、このようにほめるという行為は、親が上位に立ち、自分より下位の子どもに言葉かけるということでもあるのです。

 

少しキツい言い方になってしまいますが、親の思い通りに育てたい思いから、「子どもをコントロール」してしまう、ほめるという行為にはそんな危険性もはらんでいることを自覚する必要があります。

 

それとは対照的に勇気づけは信頼と尊重を基本とします。

子どもの行動を観察し、困難が起きたときにこそ行うべきなのがこの「勇気づけ」です。

 

子どもがテストで100点をとったとき、こんな風に「勇気づけ」してあげてください。

 

「夜遅くまで勉強していたね」
「諦めないで頑張っていたね」
「わからない所を何度も繰り返し解いていたね」


できたできないより、どのような過程をたどったのかに焦点をあてていますね。

このような勇気づけの言葉をかけることで、子どもは自分に自信を持てるようになります。

 

 

「親も子どももみな平等」という考え

アドラー心理学では、「親も子どももみな平等」というアドラーの考えに基づいています。

 

子ども達は、褒め言葉でコントロールされなくても、自分の意志で物事に取り組もうとする力をもっています。アドラー心理学では子どもを一人の人間としてみるので、相互尊重、相互理解がしやすくなり、子どもを自立へと導くことができます。

 

 

アドラー心理学体験型講座
ELM(エルム)勇気づけコミュニケーションプログラム

ELM勇気づけレッスンは、円滑な対人関係構築に有効な「勇気づけ(困難を克服する活力)」を短時間のワークを通して学べる画期的な講座です。

 

体験学習重視の内容

①リーダーのガイドに沿ってやってみる『DO』
②振り返ってみる 『LOOK』
③考えてみる『THINK』

この学習でポイントとなるのが「シェアリング」と「フィードバック」です。

 

「シェアリング」と「フィードバック」

「シェアリング」とは、気づいたことや感じたこと、考えたことを参加者同士で話し合い、悩んでいるのは自分だけではない事その人独自の考え方を知る機会になります。

 

「フィードバック」とは、相手が気づいていない、もしくは気づいていながらも前に進めていない側面について意見として語り合います。ただ意見をするのではなく、信頼関係のもと、お互いのさらなる成長を願って行うという前提を持って意見を伝えます。信頼関係と成長を願う思いがなければ、受け取る側にネガティブな感情が芽生えてしまいますからね。

 

「シェアリング」と「フィードバック」の2つの行動は、頭では理解していても、実際にやってみると、自分自身の思考のクセなどが邪魔をして、うまく機能しなかったりする事が多々あります。

 

だからこそ、体験学習を通じて、客観的な視点を取り入れつつ、習得する必要があるのです。

 

思春期の息子二人を育てている保育士歴32年の大久保庸子が講師をつとめます。

保育士歴32年の現役保育士が勇気づけ勉強会を多摩地区で開催いたします。数多くの失敗談とともに、子どもとの信頼関係づくりのポイントもしっかりお伝えいたします。 イヤイヤ期、反抗期、思春期でも諦める事はありません。勇気づけを学び、お子さんとの信頼関係をづくりをお手伝いいたします。

 

 

アドラー心理学講座 ELM勇気づけ勉強会 

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