仕返し | 描きたい放題 !

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仕事も終わり 帰ろうとしている 真選組


沖田は ドキドキが乗った 車の後部座席に 乗り込む


「おい 総悟  お前 運転しろよな   ちぃっと  上司には 気をつかえ!」


「誰が 上司でィ!?  俺は 土方さんを 上司だなんて 思っちゃいませんでェ」


むかっ お前ってやつは・・・」


「俺は 疲れてるんでさァ  さっさと出発して下せェ」


むかっむかっ  コノヤロー・・・」


結局 土方が運転して 帰ることになった


しばらく  運転していると  後ろの方が 静かになっていた


土方は バックミラー越しに  後ろへ 目をやる・・・・



!!!!!


(アイツ  むかっ


土方は 怒り  


車の スピードが 急に上がった


「ト・トシ  いきなり  どうした!?  ちょっと スピード 出しすぎ だぞ!!」


「なぁ 総悟」


近藤は 後ろを向き 話かけた


「あっ・・・・」


沖田も ドキドキも  寝てしまっていた


しかも 沖田は ドキドキの肩に もたれかかっていた


(そういうことか・・・)


一人 納得する近藤



「なぁ トシ・・・  お前 明日 仕事 休め」


「? 何だ 急に 近藤さん」


「明日 ドキドキちゃん   非番だから!」


「?? それと どう関係が」



「どこか 出かけて来い」


「・・・」


「すまない 近藤さん」


(あぁ・・・  いいな トシは  俺も お妙さんと デートしたいなぁ・・・)



近藤 一人 たそがれる



屯所へ着くと  


沖田は 背後から 一発 頭上を殴られた


「いてェ!!  何すんだァ 土方 むかっ


「何で 殴られたか 自分で考えろ」


するどい 目つきで 睨む


「何のことでィ!?  訳わからねェむかっ 」


「ヤロー 後で 絶対 仕返し してやらァ」




その日の夜



「おい ドキドキ いるか?」


土方は ドキドキの部屋の前で  声をかけた


「はい  何ですか?」


戸が開き  ドキドキが出てくる


「その・・・・何だ   明日 暇だったら  ちょっと 俺と 出かけないか・・・・」



「はい いいですよ!」



「そうか!!」


「マヨネーズの特売でも あるんですか?」


「はぁ?」


「え? だから 一緒に 来てほしいんじゃないんですか??」


「・・・・違う」


「じゃ、 ・・・・ 何ですか?」


「・・・・  いいから  明日  一緒に出かけるぞ」


「??  はい」


  約束を かわすと 土方は 部屋へ戻って行った


 

(そういえば・・・ 改まって デートするのは  初めてだな)




次の日 



「土方さん  どこ行くんですか?」


「あぁ・・・  見たい映画が あるんだ   だから 付き合え」


「はい・・・・」


(これって デート!!)




土方が 見に来た映画は 任侠映画だった



(・・・う~ん  デートで 任侠映画・・・  何だか色気ないな・・・


  でも、 土方さん 見はまってるな   楽しそうだし いいか!)



ドキドキは、 映画よりも 土方を見ている方が 多かった



映画を見終わると


「腹減ったなぁ   何か 食べてこうぜ」


「そうですね」


土方は いつものやつを 頼んだ



土方 スペシャル!!


カツ丼の上には たくさんの マヨネーズ



「お前も もっと マヨネーズ かけてやろうか!」


「えっ!!  土方さん 待った!!  これ以上は いいです

  土方さんの マヨネーズ  すぐ無くなっちゃいますよ      ・・・・・ねぇ」


「そうか  遠慮しなくてもいいのに」


(何度か 食べてるけど・・・  やっと 食べられるになったばっかりだし・・・

  

  これ以上の マヨネーズって・・・あせる


 土方は ドキドキが 本当は マヨネーズを そんなに好きでもないことを 知っていた


 でも、 頑張って 食べている姿を見るのが なんとなく 嬉しくて 好きだった



ドキドキは 食べている  土方を 見ている


(土方さん  これだけの量の マヨネーズ摂って  よく太らないな・・・)



いきなり  土方の お腹を 触った ドキドキ



!!!!  「何だよ  いきなり」


驚く土方



「すみませんあせる  いや、 そんなに マヨネーズ食べて よく太らないなと・・・・」


「・・・・そりゃ しっかり 鍛錬しているからな   お前 もしかして太ったのか?」


「太ってませんよ!!」


「どれ」


土方は ドキドキの ほっぺをつまむ


「ひゅ・じゅ・か・た  さん」あせる


「いや  太ったんじゃねぇーの   ほっぺ プニプニだぞ」


笑う土方


「失礼な!」


「そんな 怒るな  お前も 鍛錬すればいいだろ   ・・・・俺と一緒に・・・・」


!!  「・・・・はい・・・・」



「さて、 帰るか」  「はい」



二人は  屯所に向かって 歩いていた



ドキドキは  土方の側に 近寄り   そっと 手をにぎる



(//・_・//)  「ドキドキ・・・」



「このまま 手・・・ つないでいても いいですか・・・」



「好きにしろ・・・・」


土方も まんざらではない 様子



 二人が  手をつなぎ  帰っているところを


少し離れた場所で  一人の男が 車の中から見ていた


パシャ


屯所へ 近づいた頃 二人は 手を離していた



帰ってくると・・・


隊員達が こちらを ジロジロ見ている


「何だ お前らむかっ 何 ジロジロ 見てんだよむかっ


「いや・・・  ねぇ・・・」


 隊員達が 顔を見合わせる


中には うすら笑う者も・・・


「副長  コレ!」


山崎が 一枚の写真を見せた



!!!!  むかっむかっむかっむかっ


「何だ この写真むかっ


ドキドキも見て  赤くなる



写真には、 二人が手をつないで 歩いている姿が 写っていた


「この写真  どうした 山崎 むかっ


「沖田隊長が、 みんなに ばら撒いてましたよ」


「総悟のヤローむかっ 殺す   出て来い 総悟ぉぉぉ  どこだむかっ


「何でィ   うるさいな  土方さんは」


「何でィ  じゃねぇぇぇ   何だ この写真は!!」


「いやぁ・・・ たまたま 見かけたんでェ 記念写真にと 思いまして・・・」


むかっむかっ  記念写真・・・・ じゃねぇぇぇ   あきらかに 悪意に満ちてるじゃねぇーかむかっむかっ


「仕事休んで デートとは いいご身分でさァ」


「お・お前に 関係ねぇーだろぉぉぉ」




(あぁ~  また 始まったよ   あの二人・・・)


みんなは 付き合いきれず   二人を ほっといて 解散した



(隊長・・・  油断も隙もないな・・・・) 

                

 


                     終 



 銀魂夢小説は
限界!! に続く

  (エロが苦手なかた)は

催し物 に続く