ここのところ立て続けに、働き方に関するニュースを見たので、今日はそのお話。
こんばんは、心(Ko・ko・ro)コンサルタント/ママ育士の土居美紀です
ニュースの内容は、企業がもっと人間らしい生き方をできるようにと、面白い(今の一般から言うとね)社内ルールを設けている企業の紹介でした。
例えば、
何の連絡を入れずに休んでいい会社
連絡を入れないので、今日、何人働きにくるのか、会社側も一緒に働く人たちもわからない
という、面白い現象。
これは、どの会社にも通用するシステムではないな、真っ先に思ったのですが、やはりその会社の特徴を生かしたルールでした。
どういう仕組みかというと、その会社は、海老の加工業者。
その加工の一端を担うパートの女性たちに、この制度を活用しているのです。
海老は凍らせて保存をしているので、その日の作業人数にあわせて解凍して作業をすればいいだけ。
パートの方がたくさんくれば、たくさん解凍するし、少なければ少しにすればいい。
生産量は月単位でみているので、さほど影響はない、というか毎日決まった人数出社させていた頃と変わらないそうです。
働く側にとって連絡をしなくていい、ということのメリットは何か。
連絡を入れる面倒がない
急な子どもの発熱など、慌ててしまう時にも連絡をしなくていいのは、気が楽ですよね
休んでも誰にも迷惑がかからないので、プレッシャーがない
どんな事情であっても、思う存分、心の底から安心して休めるのは心のストレスを考えるととても負担が少ない
休みたい時に休めるので、体調管理も心の管理もしやすい
つまり、「自分を大切にできる」ということ。無理をする必要がないですからね
プライベートの時間を大切にできる
家族と過ごす時間、自分のための時間をしっかりと確保できます
企業側にとっても、心や体調の管理ができている社員さんたちが、会社に来た時にはしっかりと働いてくれるので、生産性が上がり、業績もアップしたそうですよ。
他にもこの会社は、会社の作業の中で、好きな作業、嫌いな作業のアンケートをとって、嫌いな作業はやらなくていい、ということにしているんですって。
これまた、得意な仕事だけやればいいので、生産性はものすごくアップしますよね
素晴らしい働き方だな!と思いました。
別の会社でも、週休3日制を導入している会社がありました。
週休3日にするかしないかは、本人に任せているようで、週休2日がやりやすい人はそれでもいいそうです。
やはり、リフレッシュの時間が持てることで生産性がすごくあがり、仕事をする時の能力は格段にアップして、業績も上がっているようです。
働くママなどにとっては、本当にうれしいシステムだと思います。
今、毎日といっていいほどメディアが取り上げている都知事の小池知事も、先日退庁時間を23時(22時?)から20時に変更しましたね。
20時には帰らなかければいけない、ということです。
そんなに缶詰になって働かなければいけない状況はおかしいと。
日本人は長く働くことが、いいことだ、というような変な風潮があります。
睡眠時間が短いことを自慢したり
私もかつては、毎日深夜残業で、毎日タクシー帰り、なんていう働き方をしていたので、すごーくよくわかるのですが、確実に生産性は下がります。
ダラダラと長く働くよりも、短い限られた時間に集中して、仕事を減らして働いたほうが確実に処理能力もあがり、いいアイデアも浮かび、結果、業績は上がるはず。
今は、それがよーーーーくわかります。
日本人は本当に休むのが下手。
もっと、家族や自分のためのプライベートの時間をしっかりとって、心の休憩、リフレッシュをしたほうが、生きてる!っていう感じがしませんか?
昔はヨーロッパの人たちが、3週間とか普通にお休みを取っているのを見たり、17時には会社を出ているのを見て、ただただ羨ましいなぁと思っていましたが、今は、そのほうが効率的だよね!!とすごく思います。
専業主婦の方も同じですよね。
家事や育児を仕事というふうに考えたとすると、毎日相当な時間働いているわけですから。
自分の心の余裕は、自分で意識的に作れるものです。
うちの会社では、そんなの絶対無理だもん!
休めない!!
って思った方。
あなたの決断次第ですよ。
自分が何を大切にするか。
選択して、決断して、勇気を出して、行動するのみ。
心の余裕があったほうが、仕事もプライベートも人間関係もすべてがうまく回る、っていう感覚、皆さんお持ちだと思います。
生きるうえで、何を大切にしたいか。
うまく自分でバランスとっていきたいですね。
Magenta hearts
心(Ko・ko・ro)コンサルタント/ママ育士
土居 美紀
Magentahearts(マゼンタハーツ)
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