クリスティー先生、それはちょっと…困りますってば | Finally today is tomorrow! 

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去年は発表会で見栄えがいいからと難しいコンビネーションがいっぱいのダンスを踊らせ、ポイントでついてけない子に合わせて全員をバレエシューズで踊らせたクリスティ先生(参照記事:参照記事:もうすぐ発表会です!

ポイント2年目のクラスなのに、バレエシューズでの発表会なんて~!!! と、生徒からも親からもかなりのブーイングが上がりました。

原因は生徒数が少なくて、やたらと混合クラスが増えた為、レベルの差ができてしまい、ポイントでは無理と…。

今年はその問題を避ける為に、きちんとレベルでクラス分けしてくれたのはいいんですが(金曜日のみ混合レッスン)…

レベル6まであったバレエクラスがレベル5までとなり、去年レベル4の生徒はサリーナ以外は全員そのままレベル4に据え置き、レベル5と6の女の子はまとめてレベル5に。 

とりあえず、今年はさらに人数が減ったので、このレベル分けは今のところ問題はありません。


そして、今年は練習の第一日目から「発表会はポイントでします!」とクリスティー先生からお達しがありました。 良かった良かった~ニコニコ と喜んでいたのもつかの間…

なんとクリスティー先生、今回もまた私の目を点にしてくれました。ショック!


「今年はちょっと趣向を変えて、コンテンポラリーにするわ!」


えっ?

いや、だから、初めてポイントでの発表会、まともにクラシックも踊れてない子がいるのにコンテンポラリー?

えっ?

これ素敵でしょ~と見せてくれた衣装のカタログ、白黒に近未来的なコスチューム。

「これに黒のタイツと黒のポイントシューズって考えてるの。」

えっ?

黒のポイントシューズ?

えっ?

ショックでなかなか言葉も出てこない私。

「黒のポイントシューズって、色を塗るんですか?」

やっと出て来た私の問いに対し

「それでも構わないけど、カスタムオーダーできると思うから。」

えっ?

カスタムメイドの黒のポイントシューズを、公演でも何でもない、たった一回こっきりの発表会の為に作れってか?

「それはちょっと…うちは無理かも。 色を塗らないといけないなら塗るけど、カスタムは無理だと思います。」

頭の中では、

なんでコンテンポラリーやねん
普通にクラシック踊らしとけよ、クラシック~
なんやねんこのへんてこな衣装、これに金払わされるんかい
その上黒のポイントシューズやと~?! カスタムオーダーって一体いくらかかると思てんねん、ふざけとんかこのおばはん!プンプン (暴言失礼)


とまぁ、そんな言葉が頭の中をぐるぐるぐるぐる巡っておりましたが、私に言えるのは上の一言が精一杯でした。

ちなみに私、大阪でも北摂生まれ(神戸に近い方)なので、ここまできつい大阪弁は普段使いませんが、私の気持ちを表すにはやっぱりこれくらいじゃないとね~。(笑)

とりあえず、ポイントシューズは生地なので、油性の黒いペンで塗れば結構きちんとカラーポイントシューズが出来上がります。 

もし本当に黒のポイントシューズになったら、ポイントシューズ2足同時期に履かせておいて、汚れや痛みが酷い方を黒に塗ればいいかなと。

衣装もね、へんてこだけど子供達は気に入ってる様子だし、ま、モードな感じで可愛いっちゃぁ可愛いんですけど、コンテンポラリーねぇ。ふぅガーン

きっとこの先生、裕福な家庭で育たれたんだろうなと。 だから、親がどれだけ苦労してバレエを続けさせてるのか、そういうこときっと考えもしないんだろうと…。


とりあえず、クリスティー先生、振り付けは上手なんです。ジャズとバレエを教えてるんですけど、いつも個性があって楽しい振り付けだし、ダンスの見栄えはグーグッド!

ですが… 振り付けのおかげでパッと見は綺麗だけど… 踊れてない子いっぱい~。バレエじゃなくて、なんちゃってバレエになってる~。

さてはて、来年5月末にある発表会、一体どうなることやら。


こちらは去年の発表会の記事、2010年発表会 バレエ編

ジョニーデップ様の素敵なラブ・ストーリー、映画「ショコラ」の曲を使い、チョコレートをイメージした衣装で踊りました。