■□■ハネダクオリオ店長日記□■□


『あなたは家族や友人がけがをしたとき、何かすることができますか?

地震などの災害によって、救助・救出された人には、応急手当が必要です。

同時に多数の負傷者がでることも考えられます。

場合によっては、自分で自分の手当てを、自分以外の負傷者の手当てをしなければならなくなるかもしれません。

応急手当をする、これが大きく左右する事もあります。

あなた自身、そしてあなたの大切な人の為に学んでもらえたらと思います。

2011年4月3日』


これは今日の午前中、アメブロ仲間の『きまぐれ八百屋だんだん 』さんで行われた『三角巾講座』の始めに配られた二つ折りのお手製パンフに書かれていた言葉です。


今回の無料講座を実現させたアメブロ仲間のえれなさん が作って下さったものです。

いつもいつも行動力満々で尊敬しています。




先月の地震で世の中が急変しています。

それぞれの方がそれぞれの思いをしている毎日だと思います。


三角巾は身近に感じていたのですが、実際、僕は一度も使ったことのなかったものでした。


良く見かける、怪我をした片腕を保護する為に肩からぶら下げて首の後ろで縛っているイメージだけの三角巾が今日参加したことで魔法の布に変わってしまいました。


三角形はその折り方や縛り方で頭、腕、膝、足首、怪我をした場所の大きさに応じて実に都合よく対応できる図形になっていたのでした。


もちろん、初めてなので何度も巻きなおしたり、縛りなおしたりの連続です。

まして、その場で初めて会う人に強さも分からず巻いたりするのです。

不安な顔をしていたらえれなさんが回って来て教えて下さいました。

「相手の方を中心に声をかけながら手当てして下さいね・・・。」


自分に足りない、すごく大事なものがここにあってハッとしました。




『きまぐれ八百屋だんだん』さんはハネダクオリオでお知り合いになり、お世話になっている素敵な近藤さんが開いている不思議なお店。


何が不思議かというと八百屋さんのように見えますが夕方からは子供たちが集まる寺子屋が始まる場所ということ。


何度か新聞にも取り上げられました。



平成25年を目標に全国の小学校でPTAとは別形態の地域コーディネーター制度が始まろうとしています。

すでにいくつかの学校で実験的に行われています。

小学校と地域がまた一つ近づこうとする試みです。



小学校ではありませんが、未来を創る子供たちが集まるお店。

そして今回の三角巾講座のような様々な講座がほとんど毎月一回のように行われるので、大人も集まってしまうお店。

それが『きまぐれ八百屋だんだん』さんなのです。


販売されている野菜や品物、行われるイベントには全て店主の近藤さんの思いが込められています。


二つ目のドラゴンボールは必ずここから出て来ます。