上の子の出産エピソード | 気ままに手作りな日々

気ままに手作りな日々

主に手作り石鹸に関する事や日常の日々などを気ままに書いています。

この間アロマっ子さんの所で何気なく残した立会い出産だったよ~。のコメント鉛筆

「ブログの記事にしていますか~?」

と返ってきたので、早速記事にしてみました(笑)


立会い出産の思い出・・・


一人目は実家に帰省しての出産って決めていました。

立会いはしたかったけど、家から実家まで車で半日かかります車

なのでお互いに

「出来たらしよ~ね」

と言っていました。


そして、出産予定日(5月1日)の前、旦那がGWの休みを利用して私の実家に泊りがけで様子を見に来てくれました。

旦那は私を見るなり

「大きなったなぁ。」

と一言。

その頃、体重は妊娠前より+20㎏アップ

その時、どっちの意味か分からなかったけど後から『どっちの意味でも思った』と言われましたガーン


こっちに帰って来て外に遊びに行く事がほとんどなかった私は、旦那を誘って早速お出かけ♪

一番下の弟も誘って夜、日が暮れるまで外で遊んでいました。

その日の夜、

「そろそろ寝ようか~。」

って寝床に入って横になった瞬間!


ぶわ~っ波


と何かが私の中から出てきました。


一瞬生理かと思いましたが、そんな事はありえない!

コレがうわさの破水か!!!

と悟った私はがばっと飛び起き


「破水した!!!」

「破水した!!!」

「破水した!!!」


と皆を起こし、慌ててトイレへ。


トイレに行って出産準備をして出てくると周りが私の出産準備ですごくバタバタしていました。


「動きなや!」


母にトイレから出てくるなり注意され、何をして良いか分からなかった私はとりあえず座り込んで化粧をしました。(実話です)


それを発見した旦那とお母さんに

「何やってんの!!」

「お前ほんとに破水したんやんなぁ?!」

と呆れられました(爆)

未だにその事は皆しっかり覚えてくれています汗



動くと水が出てくるのが気持ち悪くて、そろそろ~っと歩きながら車に乗り込み病院へ。


その時まだ陣痛はなく、いつおなかが痛くなるか分からない異様な不安が段々強くなってきました。


病院に着くといきなり分娩台へ。


「まだ子宮は開いてないね~。」

「5分間隔になったら呼んでください」


と言われ、分娩室の横の部屋にあったベッドに寝かされましたぐぅぐぅ

赤ちゃんの心音と陣痛の波をはかる機械を装着されしばらく旦那と一緒に見ていると、確かに陣痛は来ていました。

陣痛をはかる方の棒が山になる度にお腹がハリ、腰が重くなります。

でも、想像していたよりも全然痛くありません。


旦那「大丈夫か?この山めっちゃ痛そうやぞ。」


私「・・・うん。コレが陣痛の痛さかぁ。」


私「腰が抜けそう。ちょっと眠い。」


旦那「ちょっと寝とき。」


そう言って旦那はベッドを離れ待合室に戻りました。

私も眠りにつきました。


しばらくして・・・

「どうですか?」

と看護婦さんが来ました。


「ちょっと間隔が狭まってきた気はします。痛みは我慢できないほどじゃないです。」


「じゃあ、ちょっと子宮口を見たいので分娩台に上がって下さい。」


「はい。」


そして、体を起こしてベッドから降りようとした瞬間・・・



■▽×*○!?


突然来た体の硬直に声が出ませんでした。

痛いとかじゃなく怖いんです。下半身が石みたいに重くなり、動くととんでもない事になりそうで・・・


動けへん・・・

動かれへん・・・

動くのが怖い・・・


段々、得体の知れない不安が積もってきて


「ここで産む・・・動くと怖い・・・」


と看護婦さんに言いましたが

「・・・大丈夫?動けるようになったら行こか。」


・・・とにかく分娩台へ行けって事ねなく(当たり前だけど)


少しすると、硬直状態がすこしづつ落ち着いてきたので、おそるそる分娩台に行き、子宮口を調べてもらいました。


「結構開いてきてますね。そろそろ良いかな・・・。」


と言われ『動かなくて良い』と言うのにすごく安心しました・・・・



「じゃあちょっと今から浣腸しますので1分位したらトイレに行ってきてくださいね。」


・・・・( ̄□ ̄;)


良いとか嫌とか言う間もなく、ちょちょっ・・とされました汗


そしてすぐに

『トイレに行きたいトイレ

ってなったのですが、看護婦さんはなかなか分娩台から降ろしてくれません。


「そろそろ限界なんですが・・・ドクロ


限界を感じた私は冷や汗物で頼みました。


「あっ、そろそろ良いよ。」


看護婦さんに手伝ってもらって分娩台から降り、一目散にトイレへ・・・。


最中、間違って子供が産まれて来ないか、また体が硬直しないかがすごく心配でした・・・ダウン


色んな不安を抱えながらトイレを済ませ、何とか分娩台に戻って来てやっと出産準備が整いました。


分娩台に上がり、酸素マスクをつけられて・・・・


気がつくと旦那が横でカメラを構えて待っていました(^^;)


「子宮口、全開になってますんで産みますよ~。」


助産婦さんが声をかけてくれましたが、どこでいきんでいいのか分かりませんあせる


「はい息すって~」


とりあえず助産婦さんの指示に従う私。


それを何回か繰り返していましたが、なかなか感覚がつかめません汗

『いきみたい!』という痛みがこなかったんです。


お産が終盤に近づいてきたのか助産婦さんがお腹を


グッグッ


と、押し始めました。


「出てくるよ~。もうすこし~」

「今、いきまないでね~」

「先生お願いします」


など、私の下の方で声がしたなぁ~と思ったら


ブルッぼんっ


と、自分の中でか、本当に音がしたかは分かりませんが、その音と同時に


「んぎゃーウェ・・んぎゃ・・ンギャー!!!」

赤ちゃんが出てきました。


「はい、指は五本づつありますね!」

(本当に第一声がコレだった)


赤ちゃんの鳴き声と助産婦さんの声にホッ~と一安心ほろり


赤ちゃんは本当に小さくて可愛くて体を丸くしながら

んぎゃ~んぎゃ~

と必死でずっと泣いていました。


赤ちゃんは体脂を拭いてもらって体重を量った後、パパに抱っこしてもらいました。

パパの顔は見えませんでしたが、嬉しそうな声で赤ちゃんに話しかけていましたラブラブ
立会いができたら最初は絶対パパに抱っこしてもらう!って決めていたので私も嬉しかったですハート


破水してから8時間、分娩台に上がって約30分で産まれました。

かなりの安産でしたグッド!