では、幻のECUはどんな機能を持っているのか・・
◎ハード(ECU本体)&プログラムが新設計のECU(当時)
・・・当時はまだ純正ロムの改造版が主流でした
◎フラッシュメモリーの採用
・・・ECU本体は車載のままでセッティング変更が可能
◎ボルトオンで取り付け可能
・・・EGIハーネスは純正のままでOK
◎エアフロレス仕様にできる
・・・ブーストセンサーとスロットルセンサーを利用して
空燃費、点火時期等のあらゆる制御が可能
アクセルワークやブーストの立ち上がりに瞬時に反応した
鋭い加速を実現する
◎電子制御によるブーストコントロールができる
・・・後付けのブーストコントローラーが不要
強化PCMバルブが付属されています
(=外見は純正PCMバルブとほとんど同じ)
◎強化アクチュエーター付属
・・・ノーマルアクチュエーターでは役不足
◎ブーストセンサー(超高精度圧力センサー)付属
・・・コレクター&インテーク用 2箇所に取り付け
◎外気吸気温度センサー付属
・・・純正の吸気温センサーと別に取り付けます
◎空燃費、点火時期、ブーストマップを2モードで設定できる
・・・町乗り用とサーキット用のような切り替えが可能
◎シフトアップインジケーター機能
後つけのランプを使用してシフトアップのタイミングを光で知らせる
◎インタークーラー冷却用、ウォーターインジェクション機能
・・・ジムカーナやダートラでの使用を想定
◎ラジエター冷却用、ウォーターインジェクション機能
・・・同上
(ここからはオプション機能です)
◎各種追加センサーを使ってあらゆるエンジンデータを
ECUに取り込むことが可能
・・・A/F、油圧、油温、燃圧、燃温、排気温センサー
ターボ温度センサー etc
◎A/Fセンサーによる空燃費フィードバックコントロール
◎データロガーの装着が可能
・・・ECUのあらゆる信号をロガーに記録できます
データは、専用ソフトによってパソコンで解析できます
ECU演算データ(最大75ch)意外に、サーキット走行時
のラップディティクト入力、及び直接入力系統を持っている
為、最大でアナログ8ch、パルス入力5chの記録が可能
◎テレメーター機能
・・・電話回線を利用してパソコン上で、走行中のデータを
リアルタイムに表示、保存できる
と、カタログに載っている説明だけでもこれだけあります
今になってみると、他のフルコンやサブコンでも出来る
機能も色々ありますが、このECUは98年発売です
それに、今の市販のフルコンでもできない機能も
かなり盛り込まれています
次回は、カタログには載っていない、このECUの
裏の凄さを・・・ 続く