真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒

大沼紀子 ポプラ社 2012年2月


真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)/大沼 紀子
¥691
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真夜中にだけ開く不思議なパン屋さん「ブランジェリークレバヤシ」に現れたのは、美人で妖しい恋泥棒―。謎だらけの彼女がもたらすのは、チョコレートのように甘くてほろ苦い事件だった…。不器用な人たちの、切なく愛おしい恋愛模様を描き出す“まよパン”シリーズ第2弾。


真夜中のパン屋さん  午前0時のレシピ に続く第2弾。前作は連作短編だったけれど、今回は、長編。前作に登場した人々も今回も登場するひとつの物語だ。

 


 
真夜中のパン屋さん「ブランジェリークレバヤシ」に弘基の元カノの佳乃がやってくる。行くところがないというので2階に住まわせることに・・・・・・・

こも佳乃という女性、中学の時に書いたという弘基との婚姻届を持っているし、佳乃のボストンバックには、大金が入っているし、何かわけあり・・・・・・・・・・・・いったいどんな女性なのかと興味津々。

そして、斑目が佳乃に夢中になってしまう。


この佳乃の事件とともに、真夜中にパン屋を開く理由、美和子の気持ちなど、過去のことが少しづつ明らかになっていく。

どうなってしまうのか、面白く読み進むことができた。

これからの展開も楽しみ!


お気に入り度★★★