真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ
大沼 紀子 ポプラ文庫 2011年6月
都会の片隅に真夜中にだけ開く不思議なパン屋さんがあった。オーナーの暮林、パン職人の弘基、居候女子高生の希実は、可愛いお客様による焼きたてパン万引事件に端を発した、失綜騒動へと巻き込まれていく…。期待の新鋭が描く、ほろ苦さと甘酸っぱさに心が満ちる物語。
オーナーの暮林陽介と柳弘基の二人できりもりしているパン屋さん、「 ブランジェリークレバヤシ」に関わる人たちを描いた物語。
大沼 紀子 ポプラ文庫 2011年6月
- 真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)/大沼 紀子
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都会の片隅に真夜中にだけ開く不思議なパン屋さんがあった。オーナーの暮林、パン職人の弘基、居候女子高生の希実は、可愛いお客様による焼きたてパン万引事件に端を発した、失綜騒動へと巻き込まれていく…。期待の新鋭が描く、ほろ苦さと甘酸っぱさに心が満ちる物語。
オーナーの暮林陽介と柳弘基の二人できりもりしているパン屋さん、「 ブランジェリークレバヤシ」に関わる人たちを描いた物語。
そこに陽介の妻、美和子の腹違いの妹だという女子高生・篠田希美がやってくるところから物語は始まる。
この希美も家庭の事情がいろいろあって学校ではいじめられていた。
そして、このパン屋で、9歳の水野こだまがパンを持ち去ろうとした事件が起きる・・・・・・
高性能カメラでずっと町をのぞいている斑目裕也、オネエのソフィア、水野こだまの母親・・・・・・・・・
こんな個性的な登場人物。なにかの悩みを抱えているが、この人たちが協力し合って問題を解決していく。
最後の方には、店で働く二人の過去も少し紹介されていた。
ほろ苦い部分はあるけれど、助け合っているところがよくて、優しさを感じる物語。
ほろ苦い部分はあるけれど、助け合っているところがよくて、優しさを感じる物語。
まだまだ、謎が多いので、これから、この人たちがどのようになっていくのか楽しみ!
お気に入り度★★★★