ZOKURANGER
森博嗣 光文社 2009年4月
ZOKU ZOKUDAM の続編といえるのか。登場人物の名前が同じと言うだけで、まったく別の話である。
五人の委員の視点で描かれているが、妄想癖があったり、特殊な能力があったりと変わった人たちである。タイプは違うが、オタクっぽい五人。果たして、どんな人たちの集まりなのか?
五色のユニフォームにヘルメットをかぶり活動?研究環境改善委員会が、どういう委員会なのか?ユニフォームを着てどんな訓練を行うのか、興味をそそられる。でもなかなか明かされない。
ロミ・品川は、最初、戸惑っていたものの、次第に状況に対応していくようになるところが面白い。
筋書きはあってないような。ばかばかしい話ではあるが、この面白さは癖になる。
今回は、大学を舞台のしているが、作者は、助教授(今は准教授という)であっただけに、大学の話となると尽きない。いかにほかの社会と違うのかがよくわかる。もちろん誇張されているだろうが、大学が、どういうところであるのか、とても興味深く、読むことができた。
お気に入り度★★★
森博嗣 光文社 2009年4月
- ZOKURANGER/森博嗣
- ¥1,785
- Amazon.co.jp
ZOKU ZOKUDAM の続編といえるのか。登場人物の名前が同じと言うだけで、まったく別の話である。
五人の委員の視点で描かれているが、妄想癖があったり、特殊な能力があったりと変わった人たちである。タイプは違うが、オタクっぽい五人。果たして、どんな人たちの集まりなのか?
五色のユニフォームにヘルメットをかぶり活動?研究環境改善委員会が、どういう委員会なのか?ユニフォームを着てどんな訓練を行うのか、興味をそそられる。でもなかなか明かされない。
ロミ・品川は、最初、戸惑っていたものの、次第に状況に対応していくようになるところが面白い。
筋書きはあってないような。ばかばかしい話ではあるが、この面白さは癖になる。
今回は、大学を舞台のしているが、作者は、助教授(今は准教授という)であっただけに、大学の話となると尽きない。いかにほかの社会と違うのかがよくわかる。もちろん誇張されているだろうが、大学が、どういうところであるのか、とても興味深く、読むことができた。
お気に入り度★★★