先日、私たちの会社では
一足早いクリスマスパーティーが行われました。
国民の９割以上がキリスト教信者というだけあって、
セブでは、クリスマスが何より大切にされます。
うちのスタッフたちも100％がカトリックの信者で、
9月になるとクリスマスパーティーの話題が出始め、
この日のために計画、準備、
そして出し物の練習がなされます。
その様子を見ていると、
教員時代のお楽しみ会を思い出します。
学校で何かの行事をやろうと思うと、
目標設定から評価まで、
教員はそれはそれはエネルギーを使います。
それはこの仕事でも同じこと。
相手は子どもではありませんから、
活動自体は自主性に任せますが、
ポイントを押さえて観察、記録をしていきました。
全体的には
計画段階で役割分担や時間配分がきちんとできるか、
必要な物の準備や連絡に漏れはないか、
レッスン時間とのけじめをつけて取り組めているか……。
各場面で、
フィリピンの方ならではの良さ、
また、苦手な部分が見えてきます。
当日は早朝から料理の仕込みが始まりました。
和食のメニューに関しては
料理レッスンの延長で行いましたが、
フィリピン料理の調理に関しては、
私はじっくりとスタッフたちの様子を見ることができました。
率先して働けるか、
他のスタッフと協力し合えるか、
人が気づかないことに気づけるか……。
普段のレッスンでは見えてこない
それぞれの個性を見ることができるのも、
行事ならではです。
食事の後は
ゲーム、グループごとの出し物、
ファッションコンテストなどで盛り上がりました。
こういう楽しい活動の中でも、
それぞれのリーダー性、協調性、積極性などが垣間見えます。
みんなの安全に気をつけられるスタッフ、
楽しみながらも時間を気にすることができるスタッフ、
足りないものがあった時に工夫ができるスタッフ、
責任感をもって活動ができるスタッフ……
個人の良いところをいっぱい見ることができ、
それが私にとって
何よりのクリスマスプレゼントになりました。
クリスマスパーティーでわかったことを、
今後の指導に活かしていきたいと思います。
明日からフィリピン全体のクリスマス休暇です。
みんな家族、親族と一緒に、
目一杯クリスマスを楽しんで欲しいと思います。
たくさんの仲間と出会うため，ブログ村に参加中です。よろしければクリックしてください。
にほんブログ村