大好きの種をひろう | 浜田真実*文筆と朗読「まほろふ舎」

浜田真実*文筆と朗読「まほろふ舎」

昭和の終り頃、シャンソン喫茶「銀巴里」にて歌手デビュー。平成の中頃に、心と身体を整えるボイトレ教室「マミィズボイススタイル」オープン。「声美人で愛される人になる」「説得力のある声をつくる」等出版。この頃は「しげのぶ真帆」名義で、文章を書き朗読もしています。

放射能汚染は、とんでもない事態になっているのに、どうして…
と愕然とすることが多い。

娘が夏休み前に持って帰って来た配布物に、中野区主催のイベントのチラシがあった。
区内在住の小学生を福島に連れて行き、地域住民と交流、農作業の体験もしましょう!とあった。
場所は、原発から100キロも離れているから大丈夫。
風評被害に負けないで!と。

しかし、放射能の飛散分布図を見てみると、その町は、完全に避難しなければならない地域になっている。

中野区…

しかも、参加費はひとり2万円。
行く人は、いるのか?
行ってもいいけど、農作業のお手伝いをするなら、大人と区の職員が行けばいい。
子どもは、連れて行ってはいけないでしょ。
どう考えたって。

お隣の杉並区は、学校、保育園などの給食食材の産地を全て公表することになったのに。
食材に関しても、プールの水質検査にしても、何も動かない。

何か手立てはないものか。

とにかく、今は、免疫力を高めるよう日々を過ごすしかないな。
朗らかに、ご機嫌に日々を過ごす。

そして、感情や、物理的なゴミを溜め込まない。
自分の内側も外の世界も、循環を良くしておく。
すると、直観が研ぎ澄まされて、いざというときの行動につながる。

私は、そう確信しているんだけどなぁ。
まずは、自分から。

そうそう、まずは今日一日を、丁寧に、楽しく生きてみよう。

大好き!楽しい!わぁ、幸せ!の種をひろいながら。

このご時世、これが、思った以上に難しいと感じるけど。