先週23日、東京ドームにほど近い文京区民センターにて、第3回ジュニアフリー団体戦 が開催されました。


その様子はこちら にもこちら にもこちら にもこちら にも。


今回はあゆもたいも、はなから出場する気はありませんでした(泣)。

けれどこの大会、お世話になっているドラの穴の小島先生が運営にあたっておられる大会で、団体戦は普及という面から見ても意義が大きいので柏からもなんとか続けて参加したいところ。

そこで今回私は、柏子ども将棋教室の子ども達の何人かに声をかけ、チーム編成と申込みをする係の予定でした。


ところが直前になってちょっとした行き違いもあり、当初予定の2チームを3チームに増やすことに。

けれどどうしてもあとひとりが見つかりません。


そこで急遽、我が家のたいも参加させてもらうことになりました。


小学生なら学年も棋力も制限のない金銀杯に1チーム。6年生のたかしくん、5年生のマサくん、テルくん。

ときんの会から、千葉県の強豪3年生3人を揃えて、3年生以下限定の若駒杯に1チーム。ハルキくん、リキくん、いぶきくん。

ちっとも初段の目が見えない我が家のたいは、伸び盛りのさきちゃん、けんたくん姉弟とともに、1級~5級のと金杯Aに。


さらに今回、たかしくん、マサくん、テルくんとたいの4人は、柏駅に集合し、子ども達だけで会場に向かわせました。

ずいぶん大きくなったものと、感慨もひとしお。

でも彼らは子ども達だけで行くのがすごく楽しかったようです。


ときんの会の3年生が優勝に絡めなかったのは意外で残念でしたが、金銀杯はなんと4位入賞。参加した他のチームの、漏れ聞こえてくるメンバー構成を聞けば、大健闘だったと思います。


と金杯Aはなんと優勝。

1敗しかしなかったさきちゃん、柏で5級ながら、3勝3敗の五分の星と健闘したけんたくんに助けられて、我が家のたい、実はこれが大きな大会での初めての「優勝」です。


団体戦とはいえ、将棋からずいぶん離れてしまった今になって、こういう賞にご縁をいただけるとは。

わからないもんですね。


会場ではずいぶんたくさんの方に声をかけていただいたようです。


柏の子ども達に粗相はなかったでしょうか。(あったんだろうなあ・・・)


この日も多忙な中時間を割いて指導にあたってくださった勝又先生、運営にあたってくださった小島先生、引率にあたってくださった柏の保護者のみなさま+鰻王さま、そしておともだちのみなさん。


ずいぶん楽しい一日だったようです。

ありがとうございました。


将棋のプロ棋士とは、日本将棋連盟の四段以上の棋士のことを指しますが、四段になるためには、いくつかの例外を除いて、奨励会に入会し、三段まで昇段した後に、半年に一度開催される三段リーグで上位2名に入らなくてはなりません。


今年も4月から9月まで、ひとり18局の長い長いリーグ 戦が行われた末、


石田門下の高見泰地三段 がただひとり13勝をあげて、見事リーグトップで四段昇進を決めてくれました!!


高見四段、おめでとうございます。


高見四段は前回の三段リーグ でも、最終日2局のうち1勝すれば、同じ石田門下の門倉四段とふたり揃っての四段昇進というところでしたが、最終日は残念ながら2敗。


四段昇段のプレッシャーはどれほど大きいのかと、応援している方がせつなくなったものでした。


今回は最終日もきっちり白星をひとつ増やしての文句なしの昇段です。


これで第47回三段リーグの佐々木勇気四段、第48回の門倉啓太四段に続き、3期連続で石田門下からプロ棋士が誕生したことになります。


これはすごい快挙です。


いつもお弟子さんの戦績を気にかけている石田先生、喜びもまたひとしおのことと思います。

明日の柏将棋センターのホームページ で、石田先生がきっと喜びをつぶやかれることでしょう。


石田先生、おめでとうございます!


私が我が子にくっついて柏将棋センターに顔を出すようになったころは、石田門下のプロ棋士は勝又先生だけだったのですが、あっという間に門下に4人のプロ棋士がいらっしゃることになりました。


来期は、柏に通う子ども達の先生、望月三段が新たに三段リーグに参戦されます。

望月先生のご活躍もみんなで応援したいと思います。



あらためて高見四段、ご昇段、おめでとうございます!!



さて、ゆるりゆるりと、(いえ、もたもたと、とも言う)合宿報告の3回目。


今回は夏の合宿ということで、将棋以外のレジャーっぽいメニューもたくさん用意しました。


午後の将棋タイムのあとは、お待ちかねの夕食。


将棋を指した研修ルーム横のバーベキュー場(ていうか鉄板焼き用のテーブル)で、夕食のバーベキューパーティー。お父さんはこちらもお待ちかね、ビールで乾杯です。



こどもと将棋をしよう!@柏-バーベキュー


バルコニーのすぐ下には、丹沢から流れ出る清流が。


川面から吹き上げる風が心地よい中、にぎやかな夕食となりました。


ここでは今回、ドラの穴から唯一の参加となったヤッチーが大活躍。


私のいたテーブルで、終始焼き奉行を務め、子供たちにまんべんなくお肉が渡るよう配慮するアニキぶり。


こどもと将棋をしよう!@柏-ヤッチー大活躍


ヤッチーといえば負けて悔しくて泣いている印象が強いのですが、久しぶりに会った中学生のヤッチーは、ずいぶんたくましく、アニキぶりを発揮してくれました。


これも小島先生の日頃のご指導の賜物でしょうか。


食事のあとは、ヤッチーのお父さんが差し入れてくれたマシュマロを焼いていただきました。


こどもと将棋をしよう!@柏-マシュマロ

こうしてバーベキューは、ヤッチー父子が大活躍!どうもありがとう!!


夕食の後は、合宿の定番、花火大会。

花火の図は将棋合宿に限らず、どんな合宿でもお泊りでも変わりませんね(笑)



こどもと将棋をしよう!@柏-花火


そして花火のあとは宿に帰ってみんなでお風呂。


ここはぶんぱぱさんちの1Kくんの独壇場(笑)

そうそう、今回は1Kくんに、あおくんという舎弟が誕生したんですよ!w


さらにお風呂のあとはお待ちかねのリレー将棋です。

今回はお父さん、お母さん達にもみなさんに加わってもらいました。


このリレー将棋、第2回の合宿ではきちんと報告を書いていませんが、ときんの会のリレー将棋はパワーアップしています。そのお話は次の機会に。



こどもと将棋をしよう!@柏-リレー将棋2

こどもと将棋をしよう!@柏-リレー将棋1

普段は静かに指すように口すっぱく言われている子供たちですが、このときばかりは大歓声。

丹沢の夏の夜はあっという間にふけていきました。


惜しむらくは子供たちの寝室の写真を撮りそこなったこと。


男の子40数名は、全員52畳の大広間にふとんを敷き詰めて子供たちだけで寝ました。

いまどき就学旅行でも、ホテルのツインルームとかを使う時代。


大広間にふとんを敷き詰めてみんなで寝るなんて、貴重な経験かもしれません。


ここでアニキぶりを発揮してくれたのは、最年長参加のHALさんちのコウくん。


当然なかなか寝ようとしない子供たちを諭し、それでも寝ない子供たちをウォッチして、最終的にコウくんが眠りにつけたのは午前1時頃だったとか。


おかげで私達おとなは、隣の棟の大広間で、お楽しみの大宴会を繰り広げることができたのでした。


コウくん、どうもありがとう!


さて、この夜は期待通りにフクヤマさんの裸踊りが!!と思いきや、なんと深夜の3時まで将棋を指すことになります(驚)


そのお話も次の機会に(笑)


どこまで引っ張る?



合宿報告の記事に、たく父さん、Tactlessさんからあたたかいコメントをいただきましたが、すみません、ブログがなかなか更新できていません。


夜パソコンに向かう時間がとれない言い訳はいくつかあるのですが、そのひとつが、昨日行われた第17回柏市小学生将棋大会なのでありました。


が、まったくの言い訳です(汗)


合宿報告その3をもうしばらくお待ちいただいて、今日は先に表題の大会のご報告。


毎年夏休みに行われているこの大会、17回目を数える今年は、三井ガーデンホテル柏様のご好意により、ホテルの大広間を会場としてご提供いただき、盛大に、本当に盛大に開催されました。


今年のこの大会、実は企画段階から、図々しくも石田先生に自らお願いして、運営を引き受けさせていただくことになりました。


この2年間、子供といっしょにさまざまな将棋大会に参加させていただいた経験をもとにして、初心者の子から強豪の子まで、広く平等に楽しめる将棋大会を、自分の手で企画してみたいなあ、との思いがあったからです。


大会の対戦方法に関する議論は別に書かせていただくこととして、結論として今回のこの大会では、次のような対局のやり方を採用しました。


●まずおおまかに、ビギナークラス(5級以下)とチャレンジャークラス(4級以上)にわける。

実は当初、ビギナークラスを8級以下、チャレンジャークラスを4級~7級、チャンピオンクラスを3級以上(クラスのネーミングは将棋スタジアムといっしょですね)とし、3つのクラスを設けたいと思ったのですが、いろいろと経緯があって、2クラスとすることにしました。

このときビギナークラスとチャレンジャークラスの2つを残したばっかりに、5級でも「ビギナー」という、なんとも失礼なネーミングになってしまいました。

「ビギナー」という響きに抵抗があった方がいらっしゃれば、ここで密かにおわびを申し上げます。


●各クラス、4人ひとくみで予選リーグを組む。どのブロックにエントリーするかは抽選で決めるのではなく、会場に先着した順で、自ら好きなブロックに名前を書き込むこととする。

これは関宿の将棋大会で採用されているやり方で、実は最も公平な方法のような気がします。さらにいちばんの効用としては、兄弟や仲のよい友達同士が、予選リーグや決勝トーナメント緒戦で当たってしまうことを、意図的に避けることができる点にあります。


●予選リーグは4人が総当りでひとり3局とし、各リーグの1位同士、2位同士、3位同士、4位同士で決勝トーナメントを行う。

これも私が勝手に関宿方式と呼んでいるやり方で、この方法だと初心者の子で予選リーグがなかなか勝てなくても、決勝トーナメントには同様の子が4位トーナメントに集中しますから、そこでは勝つチャンスが生まれてきます。予選リーグはレーティングのようなもので、より棋力の近い子同士でたくさんのトーナメントを組むことにより、相対的に棋力の低い子の中からも、入賞者がまんべんなく出せる仕組みです。

子供たちは賞状などをすごく喜んでくれますから、基本的に賞状は大盤ぶるまい、この考えが子供の大会のベースにあってよいと思っています。


●決勝トーナメントは3位決定戦も行う。また、1回戦の敗者同士で裏トーナメントを行い、そこで勝ち残った1名を第3位とする。

これは関宿方式にはないルール。トーナメント1回戦で負けてしまうと、半分の子は、リーグ戦3局、トーナメント1局の合計4局で大会が終わってしまいます。これは遠方から参加してくださったりする子のことを考えるとちょっとさみしい。

なので、必ずひとり5局は指してもらえるよう工夫しました。

それと、柔道のように敗者復活で3位を作ることで、1回戦で負けてしまった子供のモチベーションを少しでも維持できる効果を狙いました。


●予選リーグで三つ巴になった場合は、学年の低い子から、どのトーナメントに参加できるか選択できることにする。

関宿方式の一番のネックがこの問題だと思います。すなわち、4人ひとくみで総当りを行った場合、一人が3連勝、または3連敗だったときに、残りの3人が1勝2敗、または2勝1敗で並んでしまうのです。

当初は学年の低い子から、順位を上位とするつもりでしたが、どいひささんのアイデアをいただいて、出場するトーナメントを選択できることにしました。

今回は1ブロックだけ三つ巴が生まれましたが、1位~3位トーナメントの選択権を得た子は、優勝を狙って3位トーナメントを選んだようです。

子供らしくて正しいw


●決勝トーナメントは、「1位トーナメント」「4位トーナメント」とするのではなくて、トーナメントに別の名前をつける。

だって、「4位トーナメント」なんて、ちょっとかっこ悪いじゃないですか(笑)

だから、ときんの会の合宿にならって、上から「最強トーナメント」「名人トーナメント」「竜王トーナメント」(連盟の序列では本当は竜王⇒名人ですけど。読売新聞さま、ごめんなさい)、・・・「棋聖トーナメント」という風に、七大タイトルの名前をつけました。


●決勝トーナメントにおいて、上位2つ、すなわち最強トーナメントと名人トーナメントは、1回戦から全局10分30秒の時計を入れる。

初心者重視の大会だと、スケジュールどおりに対局を消化することを優先するあまり、逆に強豪の子供たちの対局がどうしてもおろそかになる傾向があると思います。

JTの10分切れ負けがその典型的な例。でも時間的制約がある中では、仕方のない面があります。

ですからこの大会では、せめて有段者の子にはある程度時間を設けてきちんと指させてあげたいと思いました。

本当は15分30秒か、10分・1分でやらせてあげたいところですね。



さて、今回の大会の募集は当初ビギナークラス64人、チャレンジャークラス32人の合計96人。

これに対し前日までに、ビギナークラス66人、チャレンジャークラス34人、合計でちょうど100人もの申込みをいただきました。

これも、勝又先生が東急の将棋大会で参加者のみなさんにチラシを配ってくださったのが大きい。

勝又先生、ありがとうございました!


当日の参加者は欠席の子、参加受付がうまく把握できておらずもれてしまっていた子(ごめんなさい)などの増減があり、

なんとビギナークラス64人、チャレンジャークラス32人と、はかったようにぴったり!


おわかりかと思いますが、この人数だとぴったり16ブロック、8ブロックが形成され、トーナメントドローが16人と8人になるのです。これは運営側にとっては理想的。


当日の人数の変動にあわせて、多少のブロックの増減や人数の増減には対応できるよう準備はしておいたのですが、うれしいことにまったくの無駄な努力になりました。


ところでもうひとつ、特筆すべきことは、今回の大会はほとんどすべて、保護者のみなさんの協力を得て運営を行った点にあります。

柏の教室に通う子供たちのお父さんお母さんのネットワークと、ときんの会のネットワークをフルに活用させていただいて、当日は8時30分から10人近くのお父さんお母さんにお集まりいただき、スムーズに準備を進めることができました。

ただし9時30分過ぎに受付に来場者が集中して、一部の方をかなりお待たせしまいましたが。(これも申し訳ありません。このときは保護者ではなく、栄光ゼミナール南柏校の野崎先生に多大なるフォローをいただきました。御礼申し上げます)


受付や会場設営の時間はかなりバタバタとしていて、写真を撮るヒマがありませんでしたが、会場の雰囲気はこんな感じ。

                             
こどもと将棋をしよう!@柏-会場図   


こどもと将棋をしよう!@柏-式典


どうです、かなり立派でしょう?

なんだか公式の全国大会と言っても信じてもらえそう。

会場が広くてゴージャスなので、保護者席も飲食用のブースも荷物置き場も、スペースを確保できました。


来賓は主催者代表の石田先生のほかに、後援を下さった柏市より山田市議会議長様もかけつけてくださいました。

講師の先生はご存知勝又先生と、将棋界の期待を一身に背負う、かの佐々木勇気四段。子供たちのあこがれの存在ですね。


こどもと将棋をしよう!@柏-来賓


指導対局はのっけから、腰痛を押して勝又先生が12面指し!

勝又先生、本気で96名すべての子供たちの指導をしようとしてくれたのだと思います。

いつもながらありがとうございます。


こどもと将棋をしよう!@柏-12面指し


佐々木先生の指導は初めてみたけど、「ほら、こっから5手詰めだよ!詰ましてごらん!」とアニキっぽい誘導w

子供たちと歳が近いせいか、みんなとても楽しそうに和気あいあいと指していただきました。


こどもと将棋をしよう!@柏-佐々木先生指導対局


先に書きましたように、賞状は大盤ぶるまいがよい、と思っていますので、優勝トロフィーも石田先生に無理をお願いして、トーナメントの数だけ、8本用意。


こどもと将棋をしよう!@柏-トロフィー


賞状は各トーナメントで3位が二人出ますから、優勝、準優勝、第3位二人で、4枚×8ブロックで手作りの賞状24枚を用意。

その他に、柏市の山田市議会議長のご好意で、柏市長賞を2名、柏市議会議長賞を2名、表彰させていただきました。


おかげで閉会式にも、こんなにたくさんの子供たちが残ってくれました。


こどもと将棋をしよう!@柏-閉会式


対局の運営は、ときんの会の将棋大会に慣れた方たちのフォローのおかげで極めてスムーズ。

午前中に予定を1時間短縮できたおかげで、午後は1局1局を時間を揃えて進めることができ、緊張感を保ったまま全局を消化することができたと思います。

対局表の数をご覧いただければ、盛況振りと、運営の大変さがわかっていただけるのではないでしょうか。


こどもと将棋をしよう!@柏-手合い表


運営に携わってくださった方にはとても大変な思いをさせてしまいましたけど、実はこれ、文化祭みたいなノリがあって、ただ付き添いで子供たちの対局を観戦しているだけよりは、充実感があって楽しい、ともしも思ってくださる方がいたらうれしいと思います。

(それにしてもいろいろと図々しく仕事を振ってしまいましたので、よしはるにつきあわされるのはもうこりごり、という方もいらっしゃるかと思いますけど)

ご協力くださったみなさまには本当にお世話になりました。

ありがとうございました。


さて、予想以上の盛会のうちに無事終了したこの大会、来年も同じ会場をご提供いただけることになりそうです。

今回は初めての取り組みでしたので、そうは言っても反省点も多く、来年もまた機会をいただけるなら、さらにパワーアップした、理想の子供将棋大会の実現に向けて、準備を進めようと思います。


今回ご参加いただけなかった方には、来年は是非柏までお越しください。

でもってもしよかったら、私達といっしょに大会を作る側で活躍していただけませんか(笑)?


新しい仲間を常にお待ちしております。

是非お声掛けください。


今回も、いちばん楽しかったのは間違いなく私でした(笑)

こんなおいしい役、ホントにやらせてもらえてありがたかったと思います。


繰り返しになりますが、みなさま、ありがとうございました。


入賞した子供たち、おめでとう!

入賞できなかった子供たちも、最後まであきらめずによくがんばったね!

ありがとう!


予想をはるかに超える東名高速道路の大渋滞によって、開会式は開けず。


そこで、のっけから豪華に指導対局をお願いしました。


第1回目の合宿から指導にあたってくださっている上田先生。

今回はタイトルをひっさげて、ついに女王様として指導にあたってくださいました。



こどもと将棋をしよう!@柏-女王の指導対局


おやじどももデレデレしながら並んで指導対局w



こどもと将棋をしよう!@柏-おやじも指導対局


今回は、この合宿の企画当初からいろいろとアドバイスをくださり、指導にもあたってくださっている勝又先生、そして第2回の合宿に参加してくださって、大人にも子供にも大人気だった戸辺先生が、今回はどうしても都合がつかず、ご参加いただけませんでした。


夏真っ盛りの3連休ですからいくつもイベントが重なります、残念ですがやむをません。


でも、今回もいつものように、カリスマ指導棋士の飯島先生はご自身のたくさんの生徒さんといっしょに参加してくださいました。


また、飯島先生のご紹介により、今回初めて、中村亮介五段がご参加くださいました。パチパチ。


午後3時すぎ、ようやく全員が揃ったところであらためて開会式。




こどもと将棋をしよう!@柏

先生方のご紹介もあらためて。



こどもと将棋をしよう!@柏-豪華講師陣

中村先生はご挨拶で「最近妹(女流棋士の中村桃子1級)の方が有名になっちゃって・・・」と笑いをとっていましたが、丹精なひげの風貌からは想像のつかない、おだやかな物腰。


指導対局も詳しくていねいにやっていただいて、子供たち大喜びでした。


そしてもうおひとかた。


今回は、元アマ名人の竹中さんもご家族と一緒に参加してくださいました。


初日は将棋を指せないおかあさんたちのために、なんとどうぶつ将棋講座。



こどもと将棋をしよう!@柏-どうぶ将棋講座

明日の2日目は、おかあさんたちによるどうぶつ将棋大会も予定しています。


開会式後はふたたびレーティング戦。


おとなもこどもも、指す。指す。指す。


こどもと将棋をしよう!@柏-大人も子供も


前回も書きましたように、レーティング戦を採用したおかげで、他の対局と進行をあわせる必要がなく、自由対局のようにたくさん手合いをつけることができました。


さあ、たくさん指したあとは1日目のおたのしみ、夕食のバーベキューが待っています。


つづく。


合宿のご報告をモタモタとさぼってるうちに、倉敷王将戦低学年の部で、我らが柏の星、ハルキが見事準優勝に輝きました!!

これはすごい!!

すぐにも速報として書きたいけど、まずは合宿の報告から。

ハルキのことは改めて書きたいと思います。
準優勝おめでとう!!!

柏のみんなが喜んでいますよ!!

さて、去る7月16日(土)、17日(日)にかけて、第3回ときんの会親子将棋合宿が開催されました。

今回は夏らしく、そして子供らしく、丹沢湖の奥の合宿専用のロッヂをお借りしました。

参加者は講師の先生を含めて約80名。
ちょうどこの日、東日本大震災の影響で延期となっていた小学生名人戦東日本大会が開催された関係で、keiさん兄弟や桂くん、ノブくんなどが不参加に(泣)
バンコクへ行ってしまった飛ーくんや、飛ーくんの後を追ったぽっくんなど、いつものメンバーの顔もなく、ちょっとさみしかったけど。

新たに参加してくださる顔ぶれも増えて、第1回、第2回とは趣の違った合宿となりました。
これもまた楽し。

新宿からちょうどよい時刻にロマンスカーがあったので、80名のうち23名はロマンスカーあさぎり号に乗車。
新宿から、ちょっとした遠足気分となりました。

$こどもと将棋をしよう!@柏-あさぎり号

あさぎり号は新宿から松田へ向かい、そこからJR御殿場線へ乗り入れるのですが、途中の停車駅の町田駅で、すごいサプライズがありました。

なんと町田駅のホームで勝又先生が待っていてくださって、手書きの詰将棋入りのうちわと、差し入れのアイスクリーム、そして合宿の賞品にと、ある有名棋士直筆の色紙をプレゼントしてくださったのです!

日頃からお忙しい勝又先生、今回はどうしても日程があわず、講師としてご参加いただけなかったのですが、前日にわたしたちが乗車するロマンスカーの時刻をこっそり聞き出して、わざわざホームまで来てくれたのでした。
私は気づくのが遅れ、みんなに教えてもらって発車間際に窓越しにご挨拶する始末。
勝又先生の雄姿をカメラにおさめることができなかったけど(泣)

勝又先生手作りのうちわの写真は、ぶんぱぱさんの日記から。

さて、私達ロマンスカー組はその後、御殿場線~路線バスに乗り換えて、集合時刻の13時前には予定通り現地に到着。

その頃東名高速を西へ向かう自家用車組は、3連休の初日に運悪く事故渋滞が重なって大変なことに。

ほとんどの車が集合時刻に間に合わず、到着したメンバーだけで合宿を開始することにしました。

今回の合宿の対局に使った部屋はこんな感じです。
$こどもと将棋をしよう!@柏-合宿会場


このとき、今回みやみやさんの提案で採用することになったレーティング戦が威力を発揮することとなりました。

今までの第1回、第2回の合宿も、今回の第3回合宿も、いずれも2日目は将棋大会を開催することにしていたのですが、2日目の大会のクラス分けの方法で、常に議論を繰り返してきました。

なるべく棋力の申告に誤差が少なくなるようにして、棋力の近い者同士が対局する将棋大会にしたい、という思いからです。

また、当初から合宿の重要な目的である、「大人と子供がいっしょに将棋を楽しもう」というコンセプトをいかに実現するか、というのも論点のひとつでした。

レーティングというのは簡単に書くと、まず参加者の申告級にあわせて初期のレーティングを決めます。
例えば1級ならレーティングを2050点とし、1級違うごとにレーティングを100点。加減していきます。
初段なら2150点、2級なら1950点、といった感じです。

そうして、レーティングの差がなるべく300点以内の人と、平手で対局を組みます。
つまり香落ちは採用せず、2級差までは平手ということです。

300点以上の差がある人と対局するときは、300点差の人とは角落ち、400点差の人とは飛車落ちというように駒落ちで調整していきます。

レーティング戦の特徴は、対局相手とのレーティングの差によって、勝ち負けで増減するレーティングが変わるということ。

自分より強い相手との対局の場合、負けたときのレーティングの減少点より、勝ったときのレーティングの増加点の方が多い、という具合です。

例を示すと、同じレーティングの人同士対局した場合は、勝っても負けても±40点。
でも、自分より200点レーティングが高い人と対局した場合には、勝ったら+60点、負けても-20点、という具合です。

これによって、初日は大人と子供がたくさん対局できるようになりました。
それから、スタート段階の申告棋力にたとえズレがあっても、たくさん指せば指すほど、レーティングで調整されるようになりました。

何よりこの方法の素晴らしい点は、直前まで参加者の集計ができていなかったり、あるいは今回のように遅刻者が多かったりする場合でも、対局の消化になんら影響がないことです。

1局が終われば自由対局のように、レーティングが近い人同士、すぐに次の手合いが着くので、待ち時間がほとんどない、という点も大きなメリットでした。

参加者のレーティングは、模造紙にレーティング表を作り、名前を書いたフセンを貼り付けて、一覧できるようにしました。
$こどもと将棋をしよう!@柏-レーティング表

水色が大人、黄色が子供です。

これを見れば、レーティングの近い人がひと目でわかるので手合いもつけやすい。

それに表の上にフセンがあるほど、レーティングが高いので、子供たちの競争心をあおるのにもうってつけでした。

大渋滞の影響で、全員が揃ったのは15時過ぎとなってしまいましたが、このレーティング戦の導入のおかげで、1日目はスムーズに対局が消化されていきました。

つづく。 

岡山の福成キッズ将棋教室の様子を中心にブログを書かれている猫さん が、岡山県の玉野でも子供将棋合宿が行われたと 、コメントをくださいました。


猫様、申し訳ありません!

いつもコメントをくださるのに、ブログのチェックを怠っていました。

こんな大事な記事に気づかないとは・・・(汗)


最近めっきりブログをさぼりがちですが、これはご紹介しないわけにはいきませんね。

(みやみやさんはちゃんとコメント入れてる・・・さすがです)


聞けば私達ときんの会の合宿の内容を参考にしてくださったとのこと。

お世辞でもうれしいです!!


玉野でも、保護者と子供たちがいっしょになってずいぶんたくさんの対局を楽しまれたようです。


なかなか勝てない子でも、たくさん指すと駄菓子やスーパーボールがもらえたり、「詰将棋トライアル」「爆笑リレー将棋大会」など、メニューのネーミングも秀逸!


保護者が大会の引率だけなんてもったいないです。

保護者の力を結集すれば、いろんなアイデアが出てきますよね。


岡山での合宿の盛況を私達も大変うれしく思います。

こうした活動が、全国で広がっていくと楽しいですね。


知らないだけで結構行われているのかな?



猫さん、今週末は私達ときんの会も、第3回の合宿を開催します。


今回の夏合宿は川のそばで、バーベキューをしたり川遊びをしたり!


第2回の合宿報告をさぼったせいで、まだブログで紹介していませんでしたが、ときんの会のリレー将棋のおたすけカードは進化しています(笑)

食べ物飲み物持ち込み自由で50畳もある大部屋にタコ寝なので、保護者反省会は壮絶なことになりそうです、特にフクヤマさんが(笑)


合宿が無事終わったら、あらためてご紹介させていただきたいと思います。


最後の準備に追われて今週は仕事になっていませんが(笑)、今からとっても楽しみです!


猫さん、うれしくて楽しいおしらせをどうもありがとうございました!


首都圏と岡山、離れてはいますがこれからもなかよくしてくださいね!!


紆余曲折あった北部地区予選を無事に終了し、北部地区から初めて小学校4チーム、中学校3チームの参加を得て、県大会に行ってまいりました。


最初に書くと、たいのチームは予選ブロックのスイス式4回戦で3勝1敗(しかも1敗は優勝チーム)と善戦しましたが、プレーオフの決勝トーナメントで惜しくも敗退(泣)。


昨年は5位、今年は7位。

手が届きそうで届かない東日本大会。

来年は同じメンバーでもう一度挑戦できますから、みんな柏教室で精進してがんばろう。


ハルキとなぎくんのチームは2勝2敗。

たいと同じ学校の2年生3人チームは1勝3敗。

はやせくん&けんとくんチームは4敗ながら、交流戦でひとつ勝てました。


みんな最後まで集中力を切らさずによくがんばったね!!


中学の部も、柏の石田九段の教え子たちがずらり。


柏でSリーグ昇格を目指すU島くんと、キックボクサーNくんが組むディフェンディングチャンピオンチームは惜しくも予選敗退。

顧問の先生が頑張って引率してくださった柏四中チーム、同じく石田先生の教え子Sくん率いる富勢中も残念ながら予選敗退となりました。


もうひとり、石田先生の教え子で名門市川中から出場のSくんもプレーオフで惜敗。


ほろにがい結果となりました。


今年の大会、明らかに昨年よりレベルがあがったと思われる要因のひとつは、八千代C&C旋風。


先日の教室対抗戦でも、すべてのカテゴリで表彰されるという活躍ぶりでしたが、あらためて八千代勢の層の厚さと全体のレベルアップが目立つ大会となりました。


中でもT兄弟のチームを破って完全優勝の萱田小は強かった~


まさか三咲小大将のYくんが敗れるとは夢にも思っていませんでした。


Yくん、対局終了後に私の顔を見つけて「負けました」と報告してくれましたが、もはや私には途中の局面がいいのか悪いのか、判断できるわけもない難局ペンギン。


負けたくやしさを内に秘め、

「このまま負けっぱなしのままにするわけにはいきません」

とつぶやいた表情が印象的でした。


来週はいよいよ倉敷予選。

是非リベンジしてください!!


それから、見事東日本大会進出を決めたゆうとんくん、おめでとう!!

お父さんも今日はめいっぱいスタッフとして働かれていて、おつかれさまでした。


千葉県大会は、5ブロックでの地区予選を集計すると、参加校はなんと85チームにものぼったそうです。


各地の指導者の方々の日頃のご尽力と、県連のみなさまの地道な取り組みの成果であることは疑いの余地がありません。


団体戦は個人戦と違った楽しみがあり、毎年ドラマが生まれます。


今回、北部地区代表の小学生のみんなを誘って、柏からみんなでいっしょに電車とバスで会場に向かいました。

帰りは「モノレールに乗りたい!」の声に押されて、遠回りを承知でモノレール乗車!

楽しい遠足となりました(笑)。


来年はハルキのチームも東日本大会を目指すと意気込んでいるし、北部地区が一層もりあがるといいなあと思います。


みなさん、おつかれさまでした!!

役員のみなさま、ありがとうございました!


表記の大会 が今日、ようやく終了しました。


当初は5チームのエントリーを得て6月4日に開催の予定でしたが、前週の季節はずれの台風の襲来で、この日に運動会が重なってしまったチームが2チーム。

このため、参加が可能なのは3チームになってしまいました。


県大会へは4チーム進めますから、これでは地区予選そのものをやる意味がなくなってしまいます。


悩んだ末、参加可能な3チームのみなさんにご了承を得て、開催日を6月18日に延期させていただきました。


その後、私達の地元からもう1チーム加えることができて、計6チームのエントリーに。


北部地区(野田市、柏市、松戸市、流山市、我孫子市)は、全国1位の会員数を誇る東葛支部があるのにも関わらず、これまで参加チームが少なくて一度も地区予選が開催されていなかった地区です。


これではあまりにさみしいと、勧誘に励んだ甲斐がありました。


6チームですので総当り方式にして各チーム5局。


冒頭、「将棋の大会に出るのは初めての子~」と聞いたら、6~7人の手が挙がりました。

これだけでもこの大会の価値があると思います。


割と広い部屋を借りることができたので、ゆったりとしたスペースで、ピリッとした空気の中での対局。

こどもと将棋をしよう!@柏-文科杯北部地区予選


引率のお母さんたちも初めての方が多く、独特の緊張感にびっくりされたのではないでしょうか。

子供の競技において、これだけシーンと張り詰めた空気が漂う競技って、あまりありませんからね。


結果、たいが参加させてもらったチームが5戦全勝で見事優勝。

このチームは私の小学校でのチャレンジタイムでの活動をきっかけに、柏の石田先生のところへ通うようになってくれた、文字通り「石田門下のチーム」です。


準優勝は、たいが個人成績で唯一の黒星を喫した、柏のエース、ハルキ率いるチーム。

このチームも大将・副将は「石田門下」でした。


3位には、私達の地元の小学校からエントリーした3チームのうち、もう1チームが見事入賞!

特別な教室には通っていない2~3年生で作るチームでこの成績は立派です。がんばりました!

4位は、これまた大将のはやせくん、副将のかいとくんが「石田門下」のチーム。


県大会進出を決めた4チームで記念撮影です。


こどもと将棋をしよう!@柏-県大会進出4チーム


将棋大会で強さを競った場合、将棋教室で日頃から将棋を習っている子、たくさん指している子が強いのはどうしても止むを得ないことです。

逆に言うと、そうした地元の指導者の存在が、地域の将棋の普及活動には不可欠だと言えると思います。


現に千葉県西部地区は最多の22チームのエントリーがあったそうですが、これは地元に津田沼、えんだい、C&C、行徳、加瀬教室、といった教室があって、それぞれ素晴らしい指導者の先生が、献身的に普及と教育活動を行われていることによるものだということは、疑いの余地がありません。


一方で文部科学大臣杯のすばらしいところは、彼らのような「教室で習っている子」が、2人目、3人目を学校で誘って、将棋の輪を広げてくれるところだと思います。


教室で将棋を習っている子しか楽しめないのでは、普及にも限界がありますから、今回の団体戦は機会の提供という点で大きな意味があると思っています。


残念ながら最下位となってしまったチームの大将K太くんは、北千住の清水上先生の教え子で、ときんの会メンバーですが、2番手3番手の選手は、K太くんが誘って参加してくれた子供たちです。

聞けば「半ば無理やり引っ張って来た」そうですが、そのパワーにも脱帽。

ところが「無理やり引っ張って来られた」ふたりは、


「全然勝てなかったけど、来年も出る!」

と言ってくれたのが本当に救いでした。


今日、参加してくれた18名の子供たちは、なんと全員が5年生以下。


ということは・・・来年も18名全員が小学生!!


22チームがエントリーする西部地区と、6チームしかエントリーしない北部地区。

いずれも県大会へ進めるのが4チームということに関しては、不平等とのご意見もあって当然ですし、検討の余地があるかもしれません。


ただ、規模が小さいながらも「続けていく」ことで、来年は1チームでも多くのチームがエントリーしてくれて、リピーターが新しい仲間を巻き込んで、少しずつ少しずつ大会の規模が大きくなっていく・・・そんな

未来を願ってやみません。


さあ、来週は県大会。

進出することになったチームのみんな、、力をあわせてがんばりましょう!!


参加してくださったみんな、どうもありがとう!!

保護者の方も、ご協力いただきありがとうございました!!




昨年、柏教室から初めて参戦 した この大会

260以上の子ども達が集う、首都圏の子どもの団体戦では私の知る限り最大級の大会です。


今回柏からは、年齢制限のあるドラゴンカップに1チームエントリーしました。

ドラゴンカップはメンバーの学年(中学生は7)の合計を、20以下となるように組まなければいけないというユニークな制限のあるクラスです。


今年は柏将棋センターで四段になったたかしくん(6年)とハルキ(3年)の二人をコアに、同じくセンターで最近入品を果たしたいぶきくん(3年)、そして将棋は停滞気味の愚息たい(4年)、それから紅一点、直前に子ども教室で3級に昇級したのびざかりのさきちゃん(3年)の5人でチームを組みました。(学年合計は19)


今年は有段者を3人そろえることができたので、上位を目指せるんじゃないかと密かに楽しみにしていました。


(いっしょに誘いたかったけど、学年や人数の関係で誘えなかったみんな、ごめん)


予選リーグはのっけから優勝候補の一角、小島先生率いる大宮の「ドラの穴チーム」と同じ組になってしまいましたが、なんと三将、四将、五将が三連勝して3勝2敗で勝利!

予選リーグを三戦全勝で1位通過することができました。


AからHまである各リーグの上位2チーム、計16チームで争われる決勝トーナメントも順調に勝ち進み、準決勝ではドラの穴チームと再度対戦!

今度はドラの穴チームが実力を発揮して2勝3敗で惜しくも敗戦(泣)


それでも3位決定戦に勝利して、見事3位入賞を果たしました。


5人の通算成績は7戦して25勝10敗という見事な結果でした。


特に3将のいぶきくんは、日頃の地道な努力の成果を発揮して要所で見事な逆転勝ち。

準決勝の唯一の敗戦ではくやしさのあまり号泣。

その姿はハタから見ればかわいらしく微笑ましいものでしたが、その悔し涙はまだまだ強くなることを予感させます。


2将のハルキは倉敷低学年埼玉代表(県大会優勝)の子と1勝1敗の指し分け。


ハルキといぶき、3年生二人は来月初旬の倉敷王将戦千葉県予選も楽しみです。


それから5将のさきちゃん。通算6勝1敗と、強豪に混じってステディな将棋を披露してくれました。

この子もこれから先が楽しみです。


団体戦は、自分が負けてもチームが勝つこともあるし、その逆もあります。

その一体感には子どもらしい明るさも同居して、見ていてとても楽しいですね。


優勝は貫禄の三軒茶屋チーム。JT東京低学年3位のぶんちゃん が4将に控えるという圧倒的な強さ。

2連覇おめでとうございます!!


そして圧倒的強さを誇る三茶の一将と三将に熱戦の末、土をつけた広尾教室のちゃきちゃん とひろしくん。

この将棋もまた見事でした。


さて、ドラゴンカップ終了後、白熱するクラブカップの決着がつくまでの間、私は子ども達と練習将棋、いえ、指導対局を受けさせていただきました。


まずは柏のたかしくんと4枚落ち。

これは終盤、かずねちゃんのパパに助言をもらって(!)かろうじて勝利♪


続いてあこがれの三茶のたっくん に4枚落ち初挑戦。


「オレ、このあいだ、お父さんに4枚落ちで勝ったからね」と誇らしげなたっくんに、4枚落ちで見事勝利!!


実はこれ、からくりがありまして、途中で後ろからみていた飯島先生から、曰く


「大人の裏技」を教えてもらった上での勝利でありました。


たっくんは「フクヤマボンビーじゃなくて、いいじまボンビーじゃん!」と抗議していましたが、まぁ、小さいことは言うな、オレの勝ちだ(笑)。


この対局を見ていた同じ三茶のマーヤくん が、


「今度はオレね」とリベンジに立ち上がりました(笑)。


4枚落ちで私がかなりの優勢(のはず)になりましたが、「これはイケる!」と思ったのが大間違い。

あっさり寄せられて完敗ガクリ


続いて5枚落ちを申し出たマーヤくんに、


「男ならさー、5枚とか中途半端なことは言わずに6枚」


と無理やり6枚落としてもらって勝利♪。


続いて5枚落ちでもう一局やってもらって勝利♪


4枚落ちで再戦中に、表彰式のため時間切れとなってしまいました。


結局、今日もいちばん楽しかったのは私かもしれません。

みなさん、どうもありがとう!!


さて、この将棋教室対抗戦、エントリーや準備の段階から念入りに作業が進められており、当日の進行も実にスムーズ。

これだけの大人数が、支障なく対局をこなしていけるというのはいつもながら驚くべきことで、主催の棋友館の小田切先生にはいつも感謝の言葉もありません。


また、運営にあたってくださっているスタッフのみなさま、プロ棋士、指導棋士の先生にも、本当にありがとうございました。


それから今日も、顔なじみのお父さんお母さんにお会いすることができました。

みなさん、一日どうもおつかれさまでした!


特筆すべきは腰痛をおして一日中立ちっ放し、座ったと思ったら6面指しの勝又先生、今日もありがとうございました。

勝又先生とは一昨日柏で行われた棋聖戦前夜祭、昨日の大盤解説会、そして今日の教室対抗戦と、3日間お世話になることになりましたが、どう考えてもこれでは腰がよくなりませんので、休みをみつけて是非完治させていただきたいと思います。


最後はその勝又先生と、ドラゴンカップ3位の入賞記念にパチリ。

みんないい顔してます。



こどもと将棋をしよう!@柏-将棋教室対抗戦