ルイ・シホヨス監督作品。
『ザ・コーヴ』 原題:The Cove
(ドキュメンタリー・・・?)
和歌山県大地町のイルカ追い込み漁を批判的に描いた作品。
これが、ドキュメンタリー部門でアカデミー賞とっちゃったらダメでしょう。
明らかに演出だし、事実と異なることも多々。
「私は命を狙われている・・・殺されてしまうかもしれない」だって、
スパイ映画の影響を受けすぎ、それに法治国家ですよ日本は!
あるいは、この作品に限らず、
ドキュメンタリーとして見せられて来た作品の多くも、
こういった演出によって、間違ったメッセージを我々は受け取ってきたのであろう。
例えば、ビートルズの記録映画、
"Let it be"には、生活感を描こうとか、メッセージを伝えようとか、
そういう演出は一切ない。
ただ”あるがまま”に撮っているだけ。
それを観て、我々観客は何かを感じるのである。
ドキュメンタリーとしてではなく、
単なる問題告発映画として製作、公開されていたなら
感想も変わってきたであろう。
ドキュメンタリーとしてこのことがすべて事実だと思い込む人間が、
世界的レベルで増えることに不安を感じる。
悪意に満ちたこんなシーンで、
映画は終わる・・・
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