この季節、朝焼けや夕焼けがとても綺麗に見えますね。
この作品は、そんな空の色を最も美しく表現した作品のひとつだと思います。
1983年度(米)
フランシス・フォード・コッポラ監督作品。
『アウトサイダー』 原題:The Outsiders
S・Eヒントンの青春小説が原作で、当時ブレイク寸前だった、
トーマス・ハウエル、マット・ディロン、ラルフ・マッチオ、ロブ・ロウ、ダイアン・レイン、
エミリオ・エステヴィス、トム・クルーズなどが総出演。
対立する二つのグループ。
片方は庶民階級のグループ。
もう片方は富裕層を中心としたグループ。
その富裕層に属する少女ダイアン・レインが、敵側の少年に興味を持ち近づいてくることから、
物語は悲劇的な結末を迎えることになる・・・
と、いうふうに書けば、まるで「ウエストサイド物語」ですが、
この作品はもっとセンチメンタル(感傷的)に進んでいきます。
すべての事柄が輝いていたあの頃って、
切ない思い出がそれそれみなさんにもあると思います。
スティービー・ワンダーの歌う”Stay Gold"のシーンでは、
不覚にも目頭が熱くなってしまいました。
コッポラ監督にしては、軽い題材なので、
監督のファンの方には不満が残ったかもしれませんが、
やっぱり、これもコッポラの作品でした。
そして、この後に、
傑作「ランブル・フィッシュ」が出来上がることになります。
つづく・・・
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