ザ・チャイルド | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記
じわじわと迫ってくる恐怖を味わいたい方にお勧めの一本。
着眼点が面白いサスペンスホラー。
1976年度(スペイン)
ナルシソ・イバニェス・セラドール監督。
『ザ・チャイルド』

プロローグ
アウシュヴィッツのユダヤ人収容所を筆頭に、各地の戦争や飢餓などの犠牲になった子供達の写真や記録映像が紹介される。

そして本編。
スペインの海岸町。
お祭の中、トム(ルイス・フィアンダー)と妊娠中の妻エビー(プルネラ・ランサム)がやってくる。
祭見物を楽しんだ後、翌朝、沖のアルマンソーレ島に向かった。
島の子供の大歓迎を受け上陸したものの、大人の姿が見受けられない。

トムは酒場に入ってみたものも、やはり大人の姿はなかった。
一人でトムを待つエビーの妊娠中のお腹を少女が笑顔でなでていった。

二人はホテルに向かう。
ふとトムは老人が少女に追いかけられているのを見つけ、彼らの後を追った。
老人は、少女に杖で殴り殺されていた。
トムは死体を納屋に隠し、妊娠中の妻の事を気遣いそのことは喋らなかった。

ホテルの2階より傷ついた男が降りてくる。
男は「ある晩から子供達が島の大人たちを狂ったように殺しまくっている」との事。
震える男の前に、男の愛娘が現われる。
娘と一緒にホテルを出る男。

街角に消えた男。
すると男の悲鳴が・・・

こうして次々と子供達に殺されていく大人たち。
ついには、妻のエビーがなんとお腹の子供に殺されてしまう・・・

事態はどんどん悪くなっていく。
相手は子供だ。

ついに子供達に銃を向けるトム。
襲い掛かってくる子供達。

ここからのクライマックスは迫力たっぷり!
絶望感の漂うラストもいい感じです。
本編中の伏線も上手く処理されていて、脚本も上手くできています。

中学生の頃林間学校で、一人の寝ぼけた友達が真夜中にテントの中で「ザ・チャイルド!」と叫んだ時は恐怖でした・・・(関係ないですね(・・。)ゞ)

怖い映画です。
お楽しみ下さい!!

がちゃん

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