3.11:福島県沖:試験的な漁で放射性物質検出なし | 端事些事のブログ

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試験的な漁で放射性物質検出なし(6月23日 19時8分 NHK)

福島第一原発の事故のあと、初めて福島県沖で試験的に行われた漁で、水揚げされたミズダコなどを検査した結果、いずれの検体からも放射性物質は検出されず、週明けにも地元相馬市で小売店での販売が始まることになりました。

福島県沖では、原発事故のあと、すべての漁が自粛されてきましたが、福島県漁連は22日、相馬市の沖合で、原発事故のあと初めての、販売を目的とした試験的な漁を行いました。
漁の対象は「ミズダコ」「ヤナギダコ」、それに「シライトマキバイ」という貝の3種類に限られ、水揚げのあと、相馬市の松川浦漁港にある専用の施設で放射性物質の検査を行いました。
検査は22日と23日、生の状態とゆでて加工した状態の2回にわたって行われ、福島県漁連は23日夕方、すべての結果を公表しました。
それによりますと、検査したすべての検体で、放射性物質は測定器が検出できる限界の値を下回ったということです。
このため福島県漁連は、水揚げしたタコと貝をゆでて加工した状態で出荷することを決め、週明けにも、地元相馬市のスーパーマーケットなどで販売が始まることになりました。
福島県漁連は今月中に次の漁を行う予定で、消費者の反応を見たうえで、東京など大消費地での販売を目指していくことにしています。
検査の結果について、地元の相馬双葉漁協の南部房幸組合長は、「漁業者は1年3か月にわたり苦しみを味わってきましたが、やっと笑顔が戻ってきました。消費者には漁業者の苦しみを理解してもらって、協力をお願いしたいです」と、週明けからの販売に期待を寄せていました。
また今後の見通しについては、「厳しい状況はまだまだ続きますが、漁ができる魚の種類を徐々に増やして、段階的に前に進みたいです」と話していました。



とりあえずは、よかった。

しかし、気を抜かずにチェック体制を作り、しっかり継続的なチェックが必要だろう。

多くの人々が安全な食生活をしたいのは当然のことだ。(漁師自身がそうだろう)

この間の実例によって、国や行政が信用できないのは、一般市民の取り越し苦労ではない。

だから、一般市民は自分たちでチェックする。

もし、「安全」だと言われた食べ物が一旦事実によって信用を失った場合なかなか回復は難しい。

普段もそうだが、今は特にそうだろう。

漁師の側も国や行政を信用しきってはならない状況だろう。


勿論、この事態に、漁師の側にも、一般市民にも責任はない。

ひとえに東電と国と行政の責任だ。

したがって、これに償いをさせ、これを変える方向だろう。


とにかく、原発は無くすべき。

再稼動はやめるべき。

原発輸出はやめるべき。