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2005-02-28 19:55:39

『はなをほじほじいいきもち』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本
ダニエラ・クロート-フリッシュ、高橋洋子訳
『はなをほじほじ いいきもち』

個人的お気に入り度:★★★

ゾウとネズミとカエルの子供が、親たちに
鼻をほじるのは気持ちいいのにどうしていけないのかを
聞いてまわる。

実はなーんだ、ほじっていいじゃん、となる。
意表をつくお話である。
ほじっちゃいけない、ということを前提に、
どんな終わり方をするのかな、と読んでいたので、
力が抜けてしまった。
なーんだ、いいのか、ほじって。

これを読んだ子供は、どうしてほじっちゃいけないのか、
納得させるのは難しくなりそう・・?




著者: ダニエラ クロート‐フリッシュ, Daniela Kulot‐Frisch, たかはし ようこ
タイトル: はなをほじほじ いいきもち
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2005-02-27 20:27:26

『ソルジャー・マム』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

アリス・ミード、若林千鶴訳『ソルジャー・マム』
個人的お気に入り度:★★★

単行本。


ジャスミンはバスケットボールが得意な11才の女の子。
キャプテンになることが決まったが、
軍人であるお母さんが補給部隊としてサウジアラビアに行くことになり、
小さい弟と、お母さんの恋人と暮らすことになる。

湾岸戦争の直前、8月に召集された女性兵士の一家族と、
思い通りにならない理不尽な世界に怒り、戸惑いながらも、
妥協し、丸くなり、優しく強く成長していく少女の姿を描いた本。

11才の女の子の、飾らない、時には卑怯だったりわがままだったりする
心の中の動きが細かく描かれている。

不器用で、がさつで、でもお母さんのことを本当に愛している恋人
(口調が妙にちんぴらっぽいのが気になったが)が、
彼女とぶつかりあいながら
(といっても一人称なので主に彼女が一方的に怒っているのだが)
次第に家族として認め合えるようになっていくところがいい。




著者: アリス ミード, Alice Mead, 若林 千鶴
タイトル: ソルジャー・マム

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2005-02-26 20:57:26

『ダンゴムシ-やあ!出会えたね』

テーマ:お気に入り
今森光彦『ダンゴムシ--やあ!出会えたね』
個人的お気に入り度:★★★★

ダンゴムシを庭や水槽でじっくり観察し、
写真と文でまとめた本。

庭の地面に腹ばいになって観察し、
脚の動きがよく見えないのでダンゴムシを入れた水槽を
テーブルの上に置く。

自分の目やカメラを通して観察したことを、
わかりやすい文章で詳しく書いてある。


実は子供の頃、体を丸めて身を守ったりするのが興味深く、
平均的な女の子よりは結構よく見ていたと思う。
(口には入れていないはず。たぶん)
だからエビやカニと同じ甲殻類だということぐらいは知っていたが、
上半身と下半身べつべつに脱皮するというのは
初めて知った。

"まるで人がセーターをぬぐように"脱皮するダンゴムシ。
こういう表現もやさしくて気に入った。
今までダンゴムシを「気持ち悪い」としか見ていなかった人にも
面白く読めて、次にダンゴムシに出会ったときには
ついちょっと観察したくなってしまうのでは。

ダンゴムシの観察なんて珍しいことは
このカメラマンである著者ぐらいしか本にしていないだろう
と思っていたら、検索してみたら結構たくさんあるようだ。
機会があれば見てみたい。



著者: 今森 光彦
タイトル: ダンゴムシ―やあ!出会えたね
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2005-02-25 19:32:00

『ビロードうさぎ』

テーマ:なみだが出た話

マージェリィ・ウィリアムズ、石井桃子訳『ビロードうさぎ』
個人的お気に入り度:★★★

ビロードのうさぎのぬいぐるみが「ぼうや」のお気に入りになり、
やがて「ほんものの」うさぎになるというお話。
ぼうやはビロードのうさぎを「ほんもののうさぎだ」と言って
すりきれるまで一緒に眠り、どこにでも連れて行くが、
ある日ぼうやが病気になり、うさぎの境遇はがらりと変わる。

うさぎのぬいぐるみの「ほんものになりたい」

という気持ちに共感して泣けた。

お気に入りを大切にもちつづけるのは素敵なことだ。
物に宿るこころについて考えさせてくれるお話。




著者: マージェリィ ウィリアムズ, Margery Williams, William Nicholson, いしい ももこ, ウィリアム ニコルソン
タイトル: ビロードうさぎ

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2005-02-24 20:45:26

『ナイナイとしあわせの庭』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本
キティ・クローザー、平岡敦訳『ナイナイとしあわせの庭』
個人的お気に入り度:★★★

リラにはナイナイという、友達がいる。
いるけどいないナイナイ。
お母さんが死んでしまって庭師のお父さんはふさぎこみ、
家の庭も荒れ放題だが、リラはヒマラヤ・ブルー・ポピーという
お母さんが育てていたとても難しい花の種を庭に植える。

青い花と青い鳥をキーカラーにして、
女の子がお母さんの死を乗り越えて、
父親をも立ち直らせていくところを描いたお話。

家族の死を経験するというつらいお話だが、
イラストがほのぼのしているのがいい。
最後にナイナイの正体がわかる。




著者: キティ クローザー, Kitty Crowther, 平岡 敦
タイトル: ナイナイとしあわせの庭
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2005-02-23 22:43:36

『あらし』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本
ケビン・クロスレー・ホーランド、島田香訳、中村悦子絵『あらし』
個人的お気に入り度:★★★

アニーは幽霊が出るとうわさされる沼のそばに住んでいる。
嵐の晩、アニーは産気づいたお姉さんのために医者を呼びに行く。
馬に乗った旅人が家の前を通りかかり、
町まで乗せて行ってくれることになる。

夜中に見知らぬ旅人と、嵐の中を、幽霊が出る沼を通って町に向かう。
女の子の恐怖や不安など、心の動きがわかりやすく描かれている。


小学5年生のころに読んだ「モチモチの木」を思い出した。

今の子供は、いや、当時のほかの子供も、
子供の頃の私ほど夜を怖がったりはしない(しなかった)かもしれないが、
私が子供の頃(昭和後半)は、夜は子供にとって特別な時間だった。

普段8時頃には寝床に追いやられていた私にとってはなおさら。
まして一人で夜中に出歩くことなんて考えるのもいやなくらい
恐ろしいことだった。

一度、低学年のころ、
魚市場で働いていた母が夜明け前に祖父母の家に私を送る途中、
どこかの家の生垣に車がつっこんでしまい、
通りかかった新聞配達のお兄さん(祖父母の家に配っていた)が
祖父母の家まで私を送っていってくれたことがある。

見ず知らずの人ではないから
このお話ほどの緊迫感・不安感はなかったが、
それでも他人のバイクに乗せてもらう不安、
怪我はないものの母がどうしたかという心配、
非日常的な展開に対する高揚感などがないまぜになった
不思議な心持ちになった。

『モチモチの木』を読んでいたときにも思い出したその夜の感触を
思い起こさせる本だった。




著者: 島田 香, 中村 悦子, ケビン・クロスレー・ホーランド, Kevin Crossley-Holland
タイトル: あらし
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2005-02-22 19:45:38

『こぶたのオリバー』(『こぶたくん』)

テーマ:お気に入り
ジーン・バン・レイバン、みやしたみねお訳
『こぶたのオリバー あったかいクッキーづくり』さ・え・ら書房

個人的お気に入り度:★★★★

寒い雨の日、オリバーはお母さんとクッキーを焼き、
なんともあったかな気持ちになる。

オリバーのものをなんでも欲しがる妹が食事のときに
いやいやをするので、オリバーはいいことを思いつき・・。

雪あそびをするのでオリバーたちに防寒具を着せるお母さん。
でもオリバーと妹は待っている間に暑くなって全部脱いでしまう。


どの家庭にもありそうな日常的なエピソードを、
なんともすてきなあたたかいお話に焼き上げた本。

お母さんが泣き出してしまい、それをオリバーが慰めるお話、
布団にかくれたオリバーをお父さんがいろいろなものとわざと
間違えるお話など、
どれも面白く、ほほえましい。




著者: ジーン・バン・レイバン, アーノルド・ローベル, みやした みねお
タイトル: こぶたのオリバーあったかいクッキーづくり

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('05.3.10追記)
現在は童話館出版のものが入手可能のようです。
著者と画家は同じかたですが、著者名の表記、翻訳家、タイトルはちがいます。



著者: ジーン・バン ルーワン, Jean Van Leeuwan, Arnold Lobel, 三木 卓, アーノルド ローベル
タイトル: こぶたくん


さ・え・ら書房と童話館のHP

  こどもの本の童話館グループ

  さ・え・ら書房

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2005-02-21 21:10:26

『西の魔女が死んだ』

テーマ:なみだが出た話

梨木香歩『西の魔女が死んだ』
個人的お気に入り度:★★★★

文庫本。(絵本じゃない)


あんなこと本のこと
↑こちらで紹介されていたのを拝見し、私も読んでみました。

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不登校になってしまった女の子まいが、
おばあちゃんの家で自然に囲まれて生活するうちに
生きる力を取り戻す話。

おばあちゃんは色々なことを教えてくれる。
ジャムや植木の虫除けのハーブティの作り方、
意志の力、人は死んだらどこにいくのか。

けれどもいつまでも一緒に暮らすわけにはいかず、
まいは心にひっかかりを残したまま、おばあちゃんの家をあとにする。


ラストシーンは7ccぐらい涙がこぼれた。
シーン自体が劇的で感動したし、
また、一緒に暮らしていた祖父母と別れたときの経験と
どこかで重なったのかもしれない。

部分的に気に入ったところは、
主人公が「それは認めざるをえないわ」
と大人ぶって言ってみるところや、
おばあちゃんの
「その手の想像力の欠如している人って世の中には多いですよ」
というせりふなど。

日本版ハイジみたいなところもあるなと思っていたら、
お父さんがそう指摘するシーンもちゃんとあった。
気が利いている。




著者: 梨木 香歩
タイトル: 西の魔女が死んだ

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2005-02-20 19:47:04

『しもばしら』

テーマ:べんきょうになりました(?)
野坂勇作『しもばしら』
個人的お気に入り度:★★★

「はーちゃん」が畑でおばあちゃんに霜柱のことを教えてもらい、
冷凍庫で霜柱を作ってみる。

お話の形になっているが、いろいろな形の霜柱や、
でき方、作り方のレシピなどがわかるようになっている。

冷凍庫で霜柱の実験ができるとは。
冷凍庫はほぼ常に満杯だが、機会があれば作ってみたい。

霜柱を見かけると踏みたくなる。
そんな隠れ霜柱ファン(?)は大人にも多いのではないだろうか。



著者: 野坂 勇作
タイトル: しもばしら
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2005-02-19 21:07:36

『どのくらいおおきいかっていうとね』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本
舟崎靖子、にしかわおさむ絵
『どのくらいおおきいかっていうとね』

個人的お気に入り度:★★

おおきなくまさんの靴やベッド、鍋などの大きさを、
他の動物のリュックや車で表現する。
大きさを比べて遊んだ絵本。




著者: 舟崎 靖子, にしかわ おさむ
タイトル: どのくらいおおきいかっていうとね
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