アイリッシュ・クローシェ・レース | ハーちゃんの「ゆらゆら日記」

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都内「川の手」の暮らし、趣味(編み物・読書・ガーデニング・韓国語)などについて書いています。ほとんど毎日ブログ更新してまーす。


20年以上も前に編んだ、アンティーク風アイリッシュ・クローシェ・レースの衿です。




編み物の雑誌 「毛糸だま」 に載っていた写真だけをもとに試行錯誤の末、編んだものです。

モチーフの編み方もわからず、全体をどうまとめて編んでいくのかもまったくわかりませんでした。

最初は写真をじーっと見るだけで、首をひねっていました。 編み始めるまでにだいぶ時間がかかったように記憶しています。

まずモチーフを自分で編んでみます。 OKだと思えたら編み図を書いておく。がそれです。




それをどう編みつなげていくのか...。 思案の末、不織布に衿の型を書き、回りのふち編みの部分として、鎖編みを長く編んで型に合わせて少しずつ糸で仮止めしていきました。 糸で回りの線を作るわけですね。

そこにモチーフをしつけ糸で仮止めして行きます。 どこにどのモチーフを置くのかにもかなり頭を使いました。

モチーフ同士を編みつなげられれば作業はラクになります。 編みつなげられないところと空間を、100番レース糸で編み埋めていきます。 不織布を持ったままで。 これが一番大変でした。 なにしろ100番の糸なのでほそ~いんです。

それが済んだらやっと不織布からすべてをはがして、ようやくふち編みにとりかかれます。

私がこれを必死に編んで少ししてから、こういう作品用の本が出版されました。 この本があれば作業はラクだったのに (^^;)。

でも空間を100番糸で埋めていくのは本にも載っていないような気がします。 こんな大変なことをやろうと言う人は少ないでしょうからね。

これ は単純作業の繰り返しで、こちらのほうが根気が要りました。




今、こんな編み物はとてもできませんね。 目がダメです。 若かったんだなぁ、と思います。


人が来るのでソファまわりを整理していたら箱が出て来て、中にこれらが入っていたんですよ (^^;)。