仮設住宅取り壊し直前訪問 | 【H♡ART】~Healing ART~

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 ネイティブアメリカンの
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昨日たった一日の出来事ですが


みなさんに詳しくレポートしようとまとめ始めたら


序盤でものすごい量になってしまいました…



しかも本日私は


頭痛と微熱でほぼ休息しておりました



速報としていちどザッとご報告をさせていただいて


詳しくは追ってまたお知らせしたいと思います



2017年3月5日(日)


東日本大震災から6年になるまであと6日


国の避難指示解除まであと26日



都内でマイクロバスに乗り込んだのは


補助席も使って定員ギリギリの19名


「福島とつながる若者の集い」 に参加させていただきました



みなさんの福島訪問は今回で13回目になるそうですが


私の他にも初参加の方々もいらっしゃり


走り出してからの自己紹介でなんとなくみなさんを知ったあと


車内リハーサルが始まりました



 

旅の目的は


仮設住宅のみなさんと楽しめるライブです



高速道路からの景色が山々になって


福島県に入るとなんだか緊張してきました



到着したのは


福島県いわき市・常磐線四倉町駅そば









 

福島第一原発から30キロ圏内の広野町からの避難者が


6年間暮らしてきた仮設住宅です



 

上の写真で仮設住宅の向こうに見える高層の建物は


建設中の復興住宅ですが


あとでお話を伺うと


この仮設住宅にお住まいの方々は入居対象ではないのだとか…



もうほとんどか空家になっています










空いたお部屋の窓から中を覗かせていただいたら


とても狭い空間でした



フェンスで囲まれたエリア


周囲は雑然としています




 

砂利の上に作られた家庭菜園に少しの色がありました



19名+現地集合の2名=21名が集会室に集まりました
 



 

早速始めていただいたのは


東京赤羽の牧洋記念クリニックの東儀先生による鍼治療です





 
おじいちゃま、おばあちゃまたちは頭に鍼が刺さったまま


イベントに参加してくださいます(笑)



若者たちが作ってくれたごはんでランチ


仮設住宅からの参加は15名ほどのご年配者たちです



 

お食事をしながらみなさまと交流をします



食後に1時からライブがスタートしました



 

♪世界にひとつだけ~の花 をはじめとして


8曲ほどの歌とダンスが披露されて


次はアイヌ文化継承・レラの会の番で私も出演です


座り歌、弓の踊りを鑑賞いただき


日本語と英語とアイヌ語であそびうたをしました



プランにはなかったのですが


ある方からのリクエストとご配慮で


ネイティブアメリカンの 「川の唄」 を


みなさんと一緒にうたわせていただけることになりました



6年間のみなさんの苦しみを感じながら


アメリカから持ってきた私の想いを


精一杯の魂を込めて贈らせていただきました


みなさんも一緒にうたってくださって感無量でした


 

ライブが終わると


輪になっての意見交換の交流会がありました


そのお話は別に書きますね