喉の痛みが取れない。
困ったもんだ。
▼社長が訊く:ニンテンドー3DSソフトクリエイター篇 第1回「レイトン教授と奇跡の仮面」
意外と面白かった、レベルファイブ日野社長のインタビュー。
「こぼれた仕事を誰かが引き取ってくれる」って話は、任天堂の「公平に結論を出すわけじゃなくって、「これが好きなんだ!」っていうようなものが、人や会社をまとめて引っ張っていく」の話と、すごくよく似ていて興味深い。
山内組長の「2画面にしてくれ」という提案を、周囲の人たちが実現しようと考え抜いたことが、結果としてニンテンドーDSというハードに繋がったように、レベルファイブという会社も、日野社長が「こうしたい」と提案したことを、下の人たちが持ち帰って吟味するという、任天堂とよく似た構図になっているのが、面白いなー。
ただ、レベルファイブのゲームについて思うのは、ちょっと安牌を狙いすぎているところかなぁ。レベルファイブの、「俺たちは王道をやるんだ」という姿勢は、とても好きだし、好意的に見てるんだけど、出来上がって来るゲームが、ちょっと丸すぎて、つまらないところがある。いい子ちゃん過ぎるというか。その辺は、もう少しユーザーを信じてもいいところじゃないかなーと思う。
任天堂は、その辺のバランス取りもすごくうまくて、表面上は綺麗な丸なんだけど、実際に遊んでみると、細かなトゲが至る所に散らばってるようなゲームを作る。それは任天堂が、フォローすべきところと突き放すべきところを正しく把握しているからだろうなーと思う。手厚くフォローはするけど、甘やかさないというか。その辺の絶妙な舵取りが、レベルファイブの今後の課題かなーと感じるな。
(KAY.Sak)