始末に負えないと言うのは、こういう人たちのことだろう。
証拠を突き付けられても、そんなものは知らない、誰かの作文に違いない、出所が不明だから怪文書だ、などと言い立てて、あったものをなかったもののようにしてしまう。
何重にも面の皮が厚くないとそんなことは出来ないのだが、永田町界隈ではそういう類の人が大手を奮って闊歩している。
警察沙汰になるくらいでないとこういう人たちはまったく痛痒を感じないようだから、今頃は、これでやっと通常国会が終わった、とホッとしているのだろう。
こういう方々には、いつかは鉄槌を下す必要がある。
まあ、1年くらいは待たなければならないようだが、それまでじっと待つことだ。
しかし、この人たちは李下に冠を正してしまった人たちだ、ということだけは忘れないことである。
まずは、間もなく行われる東京都議会議員選挙で皆さんの意思を示されることである。
李下に冠を正したことが明らかであっても一切を不問にしていいと思っている方々は、そのように行動すればいいし、やはりそれは問題でしょうと、と思っている方々はそれなりにご自分の思いを行動で示されることだ。
こういう場合の無関心は、一切を不問にしていい、と思っている方々と同じだと思っておかれることである。