来年7月の衆参同日選挙になだれ込むのが救国の最善策 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

色々試行錯誤してきたが、衆参の捩れが続く限り日本の政治の停滞は変わらない。
決める政治に転換するなどとどんなに気張っていても、決めるだけの政治基盤がないのだから結局は決められない。

決める、決めると言いながら結局はだらだらと現状維持の政治が続くのには堪えられない。
いい加減にしてー、と喚きたくなるが、どんなに大きな声で喚き騒いでも永田町の人たちには馬耳東風、我れ関せずだ。
現職の人たちは任期いっぱいまで引っ張るつもりだ。

いくつかの選挙区を廻って選挙情勢を探ってみたが、どこも臨戦態勢に入っていない。
支部長に選任されたという新聞報道はあったが未だに音無しの構えを続けている人もいる。
ポスターもどこにもない。
臨戦態勢になると如何にもそれらしい真新しいポスターを見かけるようになるものだが、未だに色落ちのポスターだけの人もいる。

誰も本気になっていない。

10月か11月の解散総選挙の確率が高くなったと書いたが、どうやらこれもない。
もうこうなったら仕方がない。
ここまできたら、来年の参議院選挙と同日選挙に持ち込むことだ。

衆参の同日・総選挙を2回やれば、政界地図が一変する。
まさか同日選挙を2度やっても衆議院の第1党と参議院の第1党が違う、などということにはならないだろう。

国民の手でドラスチックに日本の政治を変えるとしたら、もうそれくらいしか手が残っていない。