祈る思いで採決に臨む | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

おはようございます。


いよいよ今日が正念場。

臓器移植法改正法案の採決が行われることになりました。

A案だけは可決されないで欲しい。

祈るような思いで今日の採決に臨みます。


こういうことには慎重なはずの共産党が、はじめから棄権を決めたそうです。

なんでこんな大事な法案の採決を棄権するのか。

共産党らしくないぞ。

いざとなると逃げるのか。


そう声を上げたくなります。


今日の採決に衆議院議員は自分の政治生命を懸けるべきです。

悩みに悩んだ末、どういう決断をするか。

その姿を国民に示すべきです。

国権の最高機関である国会にある者が、難しい問題に遭遇したときに、どの程度周到にものを考え最終的にどういう結論に達し具体的にどういう結論を取ったか。

それを明らかにすべきです。


こういうことについて曖昧なまま他人の意見に盲従した人は、政治家として自立した政治家とは言えません。

こういうことについて誤った判断をした人は、これからも大事な問題について誤った判断をする可能性が高く、本当の意味で信頼することは出来ません。


聡明な政治家か、そうでないか。

これが今日の採決で明白になります。

皆、聡明さを示して欲しい。


私は、今日一日、祈るような思いで同僚議員の投票を見守ります。