ならぬ堪忍するのは、勘弁 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

ならぬ堪忍するが堪忍。


そう思っては来たが、そろそろ宗旨変えだ。

駄目なものは、駄目。

そう、言いたい。


私の見識を真正面から問うコメントが寄せられた。


新聞をちゃんと読んだのか。

総理の発言を全部聞いたのか。

事業の見直しは当然だろう。

早川さんは、溜息などついている場合じゃないだろう。

そういう指摘だ。


これは一言言っておかなければならない。

私は、予算委員会で総理が郵政民営化についての見直し発言をされたその場にいた。

これは歴史的大暴言だ、と、そのとき思った。


いくら何でも、最終的に自分も参加した閣議で全員一致で了解したのに、自分は反対だった、とは口が裂けても言うべきではない。

担当大臣じゃなかったから、俺を非難してもらっちゃ困るね、などとも言うべきではない。


私は、代議士も武士の一種だと思っている。

痩せ我慢も必要だ。

それを簡単に人に責任転嫁するとは。

単なる事業の見直しの話ではない。

政治家としての、矜持に関わる問題だ。

「それを言っちゃ、おしまいよ。」

溜息が出るのは、そういうことだ。

さあ、どう反論されるか。