1344作目は地味にわかりにくかったPOV作品を・・・。
『SX TAPE』
2012年アメリカ作品。バーナード・ローズ監督による絶叫スリラー。
-あらすじ-
芸術家志望のジルとその恋人でカメラマンのアダムは、自分たちの密かな日常をビデオに
収めるのが趣味。ジルの展示会場所を探していた二人は、廃墟になっている病院へいく事に
するが、奇異な現象を目の当たりにし、すぐに出てしまう。 友人2人を連れて再び病院を訪れた
ジルとアダムを待っていたのは恐怖の事実だった。その病院に隠された秘密とは…。
-感想-
何となくわかりにくくつかみ所の無い作品で全く面白く無かったですね。
お話はヒロインが突然男友達とHするといい2人でどこかに行ってしまい主人公は探し回ります。
ヒロインは見つかり様子がおかしく建物から出ようとしますが建物から出られません。
実はヒロインは何かに取り憑かれているようで友達カップルを銃で撃ち殺していました。
最終的には主人公も銃で頭を撃ちぬかれますが死んでおらずお互い会話します。
ラストは過去の映像で暴れる女性に注射した医者がそのあと性行為に及ぶところでエンドです。
過去の事件にヒロインがリンクしてしまったって感じなのですかね。
はっきり言ってこのネタに関しては内容にすらこんな感じなのか自信がありません。
POV方式ですが悪い見本みたいな作品でカメラを映し続ける意義がかなり薄いです。
その割には映すところはしっかり映す時点で見やすいけど映像に無理がありましたね。
登場人物は4人でみんなラリった奴らでそいつらが襲われても見ている方は何も感じません。
演出的には霊が登場するところでノイズが発生していますが驚かないので意味が無いですね。
カメラで映っているのに撮影者が気が付かない時点でこの演出は不必要です。
あとはどこから取り憑かれているのかもわかりにくくクライマックスでも漠然としていました。
オチで実は患者が医者に慰み者になっている的な内容でした。
しかしそこから何故現在に繫がっているのかのシーンが無くやっぱりよく分かりませんでした。
映像の見せ方や内容や展開などがとても雑な為わかりにくくなっているかもしれません。
自分がいろいろ見落としている可能性もありますがここまで内容が掴めないのは話が別です。
そんな感じでPOVの欠点が目立つ内容が掴めない作品なので自分からはおすすめしません。