- 諸君、ご壮健かな。
わが青春の地の一つ(?)。
三鷹。
ここで、とんでもなく吸引力のある催事がある。
それが。
三鷹市美術ギャラリー。
川崎のぼる
~汗と涙と笑いと~展
駅前の一等地で。
ちらりと除く剛球(号泣?)王子。
さて、潜入だ。
本当に美術館だ。
この静寂、私はお腹がコトコトしてくる。
しかし、私の目に心躍るものが!
それは。
飛雄馬の父、星一徹体験ができる!
しかしこの写真を観ていて。
ふと思った。
テーブルをひっくり返しながら飛雄馬をビンタする。
一徹はマジシャンか!
気になる。
気になって、検証してみる。
なんとテーブルが舞い上がっている間に。
前へ飛び出てビンタ。
早業なのか?
テーブルが天井ぐらいまで舞い上がって落ちてきたところなのか。
そしてもう一つ。
大人になるとここまで怒られることは減る。
たまに怒られるのも悪くない。
さて。
川崎のぼる。
正直その生涯はあまり知らなかったが。
かっこいいな、と思った。
スマートな外見で、恰好いい服を着て。
でも環境が変わろうが、漫画を描き続ける。
イカしてる。
巨人の星といなかっぺ大将の落差。
実はいなかっぺ大将は最初はシリアスな劇画だった。
しかし徐々に笑いの要素が増えて。
いつのまにかギャグマンガになっていった。
人間には笑いとシリアスの両面がある。
いなかっぺ大将の変化していった瞬間が、川崎のぼるの成熟した瞬間なのかもしれない。