そう、翌日の伊豆は晴天。
青空に誘われ、やってきた。
西伊豆といえば。
堂ヶ島。
洞窟クルーズに行くのだ。
そう、冒険者なのだ!
海がものすごくきれいだ。
東京のどんよりとした黒い海とは違う。
海底の石の一個一個まではっきりと見て取れる。
係員「堂ヶ島ってどれだと思いますか?」
シャア!「なんだろう」
係員「ないんですよ、この島々の集合体なんです」
へえ、知らなかった!
そして、やってきた。
いざ!
心はあの決死の探検隊の隊長・川口博。
中に背中にチャックのついた猿人バーゴンがいそうだ。
大きくあいた天窓のような穴からさす光が美しい。
イタリアに青の洞窟を見に行って。
大しけで行けなかった根本を砕かれた口惜しさ。
これで晴らされた!
と思い込む。
そして、ここ堂ヶ島には。
永遠の夏男がいる。
永遠の若大将。
彼が愛した海のそばに、展示館があるのだ。
立っている写真なだけなのに。
今にも動き出しそう。
ほとばしるエネルギー。
これが大物のオーラなのだ。
そして永遠の若大将は夢を忘れない。
すごいな。
夢を持つのは年齢は関係ない。
最近、卒婚として。
奥さんと遠く暮らす若大将。
絵画を描いたり。
模型を組み立てたり。
自由だな。
思えば彼らの時代、経済は大きく発展した。
その迸るパワーで。
そして人は、経済が成熟し同時に。
それを失った気がする。
地に足がついたといえば聞こえがいいが。
それだけでは割りきれないものがある。
若大将はいつまでも進化する。
人間の究極型。
そう。
あ、ニュータイプなのか?
あと。
すごく気になるもの。
さて、次回。
西伊豆の機動戦士ガンダムの聖地。
(過去の聖地巡礼)