TUBEで思い出す人。 | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~
諸君、ご壮健かな。




あー。


また、朋の店の前を通り。
でも、入れない。

一人ではなかなかこれないからなあ。




うま!


とりあえず、腹ごしらえ。
腹が減っては、あの消耗戦には勝ち抜けない。

そう。




横浜スタジアム。


私が毎年、楽しみにしている。
あの。




TUBEのライブがあるのだ。


今回のテーマ。

timetravel。

TUBEの過去の歌をさかのぼって。
その歴史に触れるのだ。

私が学生時代に、TUBEを好きになって。
もう20年を越えてしまった。

その、一曲一曲に。
いろんな思い出があって。

あのとき、ドキドキしてたなあ。
あのときは、落ち込んでたなあ。

そんな中で。
あの曲が流れた。

Rising Sun。

この曲は大好きで。
前に記事にも書いた歌。

辛いけれど。
でも笑顔でいれば幸せになれる。

だって、幸せなときには笑うから。
そう思わせてくれるだい好きな歌。

それを、今回歌ってくれた。


そして、この歌を聞きながら。
あるブロガーをおもいだした。

どんなに辛いときも。
前向きな記事を書く大事さを教えてくれた彼女のことを。


その女性はTUBEのファン。
そして彼女の好きな歌が。

私と同じ、Rising Sunだった。

初めはただ、同じ曲が好きなんだ。
そんなことしか思わなかった。

でも、徐々に気になり始めた。

彼女は病気のようだった。
しかも、かなりおもい病気。

私は、会ったこともない。
コメントを交わしたこともない。

その女性の記事に引き込まれた。

彼女はいつも明るかった。
体の状態を示す数字が悪くなっても。

いつも、楽しそうに記事を書いていた。

でも。
だんだんと更新が減っていき。

いつしか、書き込みはなくなった。


心配だった。
なんの関係もないのに。

大丈夫かな。
どうしたのかな。

そう思っていたら。
あるとき。

ひとつの記事があがった。


旦那さんだった。

妻はこのブログを更新しているときは楽しそうだった。
穏やかな最期だったと。

それは、皆さんがこうしてブログで支えてくれたからだと。


私は思った。
見たこともない、彼女のことを。

最期の最期まで。
大好きなTUBEを聞きながら。

前向きに闘病していた。
彼女のことを。

彼女の好きだった、私の大好きな曲。
あの歌詞を思い出す。

涙混じり、苦い思い出。
君を少し、臆病に変えた夏。

きっと、その胸にライジンクサン。
ひまわりが咲くよ。

希望に満ちたあの歌を。
生きる望みをそこにたくして。
TUBEが大好きだった彼女は、いつも聞いてたのだろうか。


今年も夏が終わる。
寂しい季節。

でも、また日は昇る。
ライジンクサン。

それは当たり前だけど。
彼女が欲しかった夢。





ご冥福をお祈りいたします。