諸君、ご壮健かな。
さて、シャア!は。
サイボーグ009完結編 第4巻を買った。
石ノ森章太郎は生前。
完結編を二度書きかけて、それぞれ途中でやめている。
そのまま彼は亡くなってしまったが。
周囲が彼から聞いていた構想を基に、他の作家が書き始めた。
サイボーグたちは何のために戦う。
その身を傷つけて。
誰も彼らの苦闘は知らないのに。
知っても毛嫌いをされるのに。
その人類を守るために。
東日本大震災から1年後に訪れた、未知の生物の攻勢に。
彼らは人生を守るために戦い続ける。
しかし私は。
今回の話を見ながら、誰にとは言わず問いかける。
これでいいのか?
これが石ノ森先生が書きたかった話なのか?
人類の地球への横暴な態度に。
アンチテーゼを発した彼の思いに。
この力での対抗は合っているのか?
彼の思いを継いだと言われるこの作品も。
次回が最終回。
そこで、氏の思いに触れるのを楽しみに。
今回は書を閉じるのだ。
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