諸君、ご壮健かな。
きれいな色やねん。
いきかう人の群れを横目に。
東京体育館の横を抜けると。
あいかわらず。
ラーメンホープ軒の行列が気になるぜ。
（匂いが私を誘うぜ・・・。）
おっと、本題はラーメンじゃない。
ＯＨ！
カクテル光線が見えてくる。
ビッグシティ、ＴＯＫＹＯの象徴のような空間。
あそこで、ハンセン対ブロディに。
負けるとも劣る闘いが行われている。
時間は数日前に戻る。
メール。
ククルス「今度の水曜、夜は暇？」
シャア！「まあね。」
ククルス「一割台の井端を観に行こうぜ。」
そう。
中日ドラゴンズの、ＷＢＣで大活躍した井端。
彼を観に行くわけではなく。
果てしなく最下位を突っ走る、中日に喝を入れるべく。
神宮にやってきた。
井端どころか、主力の荒木と森野も一割台。
高木守道の傍若無人な発言は、十割の確率。
・・・勝てないな。
幼年学校（中学校）時代の同志（友）。
ククルスと共に入るのだが。
めっちゃ、バックネット裏。
シャア！「すごい席だな。」
ククルス「それよりさ。」
（ん？）
シャア！は横を観る。
・・・。
外人がいる。
バランスボールにも負けずとも劣らない。
ポヨンポヨンのお腹が気になる。
ククルス「メジャーのスカウトじゃね？」
シャア！「聞いていよう。」
シャア！は声をかけてみる。
シャア！「ｏｈ！メジャースカウト？」
外人「そうですよ。」
シャア！の完璧な英語に。
英語は無理だと思ったのか、完璧な日本語で返してくる。
シャア！「谷繁、持ってかないでよ。」
外人「いかないよ、年齢が・・・。」
・・・。
嗚呼、齢４０にしてメジャーは無理。
盛り上がってきた頃。
亀夫さんがやってきた。
亀夫「ついたけど、チケット買うよ。」
シャア！「いいよ、もう出るし。」
亀夫「ええ？」
というわけで。
普通に飲むのだ。
帰るころ。
シャア！「どっちが勝ったんだろ？」
ククルス「中日勝ったらしいよ。」
スマホで、勝利を知る3人。
ところで。
シャア！はククルスに。
これを渡された。
ククルス「やって。レポートして。」
シャア！「なに？これ。」
ククルス「パチンコ。」
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