諸君、ご壮健かな。
さて。
その時。
プルルルルル。
プルルルルル。
着信だ。
ミノフスキー粒子にかすむ目で、通信機(携帯電話)を見てみる。
ん???
「キャスバル」だ。
シャア!「なにかね?」
謎の男「あ、開店しましたんで。」
シャア!「あ、そうか。」
そう。
飲んでいるうちに、目的を忘れていたシャア!。
うーん。
ふらつく足を、懸命に動かし。
とりあえず。
やっているぞ。
よし。
突撃だ。
ジオン公国に。
入国。
さあ、どんなマスターかな。
バーは、マスターの人格が9割。
シャア!に緊張がはしる。
- いらっしゃいませ。
- おお。
- テンガロンハット。
すごくかっこいい。
すらりとした男前だ。
- 男前「さて、何にしますか?」
- シャア!「そうだね。じゃあ・・・。」
赤い彗星にしよう。
- お情け程度にある、ガンダムメニュー。
- でも、シャア!はいいと思う。
- バーはお酒を楽しむ場だから、飲み物は内容が分かっている方がいいのだ。
- うん、赤い彗星だ。
- 夏にはちょうどいいかもしれない。
しかし、シャア!。
気になってしょうがない。
シャア!「マスター、本当にヲタクなのか?」
男前「ええ、オタクですよ。」
イマイチ、男前すぎて信用できない。
なんか、もよおしてきた。
トイレに行くとするか。
そして、扉を開けてみる。
うーん。
まちがいない。
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