なぜ、ララァを巻き込んだ!
ララァは戦争をする人ではなかった!
アムロ・レイ
ニュータイプとして分かり合えたはずの、アムロ・レイとララァ・スン。しかし、シャア・アズナブルとの戦闘の中で、アムロはララァの乗るエルメスを撃墜してしまう。
その後悔の念が、ジオングに乗るシャア・アズナブルとの死闘の最中に爆発。
シャアに対し、責めの言葉を吐き続ける。
この言葉、実はアムロ自身にも当てはまる。
彼も、戦争など興味がなかった。
しかし、成り行きでガンダムに搭乗。
しかも、誰よりもうまく操れる。
しかし、誰も認めてくれない。
そんな苦悩する中で現れたのが、ララァ。同じくニュータイプで戦争を望んだわけではない似たもの同士。
アムロに固執するシャアが、ララァにも垣間見えるそれに、惹かれるのは無理もないところであろう。
君にもないか。
あの人よりも仕事ができるのに認めてくれない。
なんであの人に、あの仕事をさせるんだ。
僕はこんな仕事をしているのに。
振り返ってみよう。自分に本当に実力はあるか。客観的に、写実的に。
結構、なかったりするものだ。