戦闘 ★
カリスマ ★★★
かっこよさ ★★★
参考文献
機動戦士ガンダム
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
人物評
以前紹介した、ファ・ユイリィが変人のカミーユ・ビダンに惹かれたように、狂人のアムロ・レイに惹かれた少女。
しかしファとの違いは、完全にイカレてしまったカミーユを健気に看病し続けるのに対し、フラウはアムロの異常さについていけず決別する点。
そのあまりの当たり前の行動に、ファや兄・シャアを追いかけ続けるセイラ・マスらに比べ、男性ファンは少ないと言われる。
そのためフィギュアなど、コレクターアイテムも極端に少ないのが特徴である。
彼女の存在感は、ドラえもんのしずかちゃんと同じく、入浴シーンであったりする。そののべ時間は、ガンダムシリーズでも最長を誇る、と思う。
ただ実在するとしたら、私は迷わず彼女に惹かれると思う。
略歴
スペースコロニー・サイド7で、アムロ・レイの隣人であった。
完全なオタクで、趣味に没頭するアムロに食事を差し入れるなど、彼に対し好意を持っていたようだ。
しかしサイド7へ侵入したジーンのザクの流れ弾により、祖父と母を亡くす。
そのあまりのショックに泣き崩れるが、アムロに「君は強い女の子じゃないか」とさとされ戦艦ホワイトベースに避難する。
※この台詞のあと、「お前は弱い男の子じゃないか」と突っ込んだものだ。
ホワイトベースでは怪我人の看病や、避難民の子供達の面倒を見る。
そんな多忙な中、アムロの心配をするが、アムロは補給に来たマチルダ中尉に初恋をする。
そしてニュータイプに覚醒したアムロを
「あの人は私たちとは違う」
と言って諦め、完全に思いを断ち、ハヤト・コバヤシに惹かれていく。
一年戦争が終わると、ハヤトと結婚しフラウ・コバヤシとなる。
そして孤児であるカツ、レツ、キッカの3人を養子として引き取った。
しかしグリプス戦役でカツが死亡。
第一次ネオ・ジオン抗争ではハヤトを失うなど散々。
普通の子が幸せになるとは、限らない悲しいお話。
(過去の人物伝 )
(過去記事の目次 )