【王道分析】 実線とEMAの分析 | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

商品相場(金・白金・原油)のトレード戦略を磨くトレーダーズ・ブログ!



実線とEMAの分析

当BLOGで活用しているEMAでは、25本EMA、150本EMA、250本EMA、350本EMAを活用し、各EMAの傾きと実線との位置関係でトレンドの方向性や抵抗帯/支持帯を確認している。

◆トレンドの確認

上昇トレンドのときのEMAとは、実線が一番上に描画され、短期線→長期線の順に描画される。
<上から順に描画>
実線 → 25本EMA → 150本EMA → 250本EMA → 350本EMA

下降トレンドのときのEMAとは、実線が一番下に描画され、短期線→長期線の順に描画される。
<下から順に描画>
実線 → 25本EMA → 150本EMA → 250本EMA → 350本EMA

以下のチャートは実線が一番下で描画され、順に短期線→長期線の順に描画されることで、下降トレンドを確認できる。
このチャートでエントリーの急所となる形状とは、(1)25本EMAが150本EMAを下抜けた直後、(2)実線が25本EMAを下抜けた直後、である。
これはEMAによる売りサインとなる。


EMAとは、指数平滑移動平均線の意で英語表記(Exponential Moving Average)の略。

◆指数平滑移動平均線(EMA)の計算式
EMA = 当日の株価×2÷(N+1)+ 前日のEMA×(N+1-2)÷(N+1)
※Nは計算期間の日数

★EMAのポイントは、当日の価格を2倍していること
一番直近の価格を重視し、日付の古い価格ほど重みを小さくすることで相場の動きに早く反応できるようにしている。