ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

現在地はガダルカナル島中部戦跡・見晴台


拡大すると↓


さらに拡大してマンゴー?の樹が現在地


現在地から見る二本の樹


昭和18年1月10日に米軍によって撮影された現在地付近の航空写真に書き込むと・・・

現在地は見晴しが良いので竹内小隊または若林中隊本部の監視哨があったのではと推察。
現在地よりヒル56までの間は昭和18年の航空写真・平成27年のグーグルアースともに密林となっておりこの密林こそ若林東一中尉(戦死後大尉)の散華された地ではないだろうか。


この一帯に布陣された歩兵第228連隊第三大隊の記録
第三大隊長 → 西山少佐の日誌
第十中隊長→ 若林中尉の日誌

案内人ラファエルを先頭に出発であります。


時折樹の間より海が望見でき


倒木を越え


眼前に見覚えのある草の実

丸山道でラファエルに教えてもらい食べた草の実であります。

こちらは後刻、別の場所で発見した完熟前の草の実


ちいさい実のなので腹の足しにはなりませんが柑橘系の甘い味が癖になります。


丸山道でも見かけたことから自生している草と思われ当時の日本軍将兵も口にされたのではと推察します。

我々の歩いているのは密林ですが丘陵の尾根伝いに北上しているのであります。
西方この蔓の無効は深い谷間となっており

この谷間の下が若林中隊本部宿営地ではないかと思われましたが獣道すらなく谷間へ踏み入る事は叶いませんでした。

徐々に密林は浅くなり名も知れぬ花


なにやら人の生活感がと思ったときに・・・足許にトマト


見れば前方の平地は雑草ではなくトマト畑

現地の方が密林を切り拓き畑とされているようでありました。

前方が明るい密林端部を抜けると


作物の生産を受け付けない珊瑚が地盤の禿山尾根となり


さらに前進してヒル56と思われる台上より振り返って我々が歩いた禿山の尾根

現在地を確認、赤矢印が撮影方向

ヒル56台上であります。

周囲を見渡せば
西方第三大隊本部があったと思われるヒル57方面


右へ視線を移動すると第一大隊の布陣した堺台第一拠点


マタニカウ川河口ホニアラ市街


丘陵の端にルンガ飛行場


そしてギフ高地方面


↓はギフ高地ヒル31より見晴台・2014年撮影 ヒル56が現在地

50番代の丘をまとめて見晴台と呼んでいました。
昨年、サイクロンアイタ通過後の好天が見て取れます。


今年は曇天で南緯九度の太陽は隠れているものの・・・
現地時間10:07 ジワジワと気温が上昇し

既に35℃付近を指しています。
これで昨年のように好天となったら・・・再び撤退せざるを得ません。

景色は今一ですが曇天が一番なのであります。

早速周囲の探索開始であります。

つづく


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新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



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