ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
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現在地はソロモン諸島ガダルカナル島中部戦跡

ルンガ上流五泊目地点を第一野戦病院へ出発。

現地時間11:30 ルンガ左岸沿いに下流へ

パン壱姿が情けない

舟艇 ビニールボート担当サンディ

我々と平行してルンガ河下り

現在地確認


前を歩くラファエルが小さく黄色い果実を口に放り込んだのを見逃さなかったおっちゃん。

どれどれと手に取り口にしてみた。ピンボケすみません

柑橘系の酸味を持ちながら甘く美味でありました。


この果実↓のように花を咲かせた後、実となります。

ガ島戦の資料からは読み取る事の出来ない果実ですが、間違いなく日本軍将兵の口に入ったものと信じます。
後日、見晴台再訪の折にも発見し口にしましたがやはり美味でありました。


歩を進めるといたる所におじぎ草



どれだけおじぎ草があるかと言うと↓赤丸がおじぎ草。

昨年園芸コーナーで買った一鉢350円が唯の雑草・・・

接近すると花を咲かせている群れもありました。


さらに接近

ピンクの葱坊主のような花がおじぎ草。
アサガオ系の草も蕾をつけております。


川幅は徐々に狭くなりモカ渓谷(勝手に命名しました^^;)へ足を踏み入れたようであります。


左岸は絶壁ですが右岸は砂州、足の裏に優しく有難い。



我々の居るこの砂州、この高さまで水位が上昇したことが窺えます。


渡河点となりジョン水位偵察


続いておっちゃんの到着を待ちジョン再び背負子を取りに戻る場面

一服つけているラファエルが背負って行けば良いものをと編集しながら思うが彼らにも巌とした上下関係があるのであろう。

渡河を終え上陸地点より渡河開始地点の砂州



現在地確認

川幅が狭くなるにつれ急流となるのではと想像していたのですが予想に反し穏やかなルンガの流れであります。


上陸地点より次の目的上陸地点

K隊員も無精髭と共に精悍さが滲み出て来ております。


見上げればモカヒル

この斜面に山砲を残置せざるを得なかった砲兵・・・その心中は如何に。
我々のように九〇三高地から丸山道へ入れる筈もないタサファロングの揚陸地点からこの地まで・・・
この地に来てモカヒルの急峻を見上げ当時の日本軍将兵の精鋭ぶりにあらためて驚かされる。


再びジョンが水位偵察、今度は背負子を背負っております。



渡り切った上陸地点から進行方向を望見、

モカ渓谷は穏やかな流れなれど前方川幅は愈々狭まり水面は波打っておりました。

現在地を確認

現地時間 12:52
距離 約1.5km
所要時間 大凡1:30
時速 約1km のペース

野営地点より第一野戦病院まで三分の二まで到達であります。


つづく


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