ガダルカナル戦書籍一覧


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現在地はソロモン諸島ガダルカナル島丸山道タンブハ=ルンガ渡河点


丸山道に入り四度目の朝であります。
昨日増水していた地点ルンガ河上流より


左へ視点移動

ピンボケすみませぬ。

この対岸に


傷病兵が渡るに渡れず此方側を眺めていた筈


そして渡りきれずに流された将兵は此の下流へ

嗚呼・・・

曇り空の中周囲は明るくなり

野営地から見たルンガ河

食なく果てて行かれた御英霊には全く持って申訳ないのでありますが・・・
疲労消耗により食欲皆無

されどカロリーを摂取せねば身体維持も儘ならず携行糧食をインスタントカフェオレで流し込み



当時の現在地、日本軍配置図


簡易携行祭壇を取り出し
K隊員と共にこのルンガ渡河点タンブレロで果て逝かれた御英霊へ

海ゆかば、君が代、御焼香・読経・・・合掌

此の地まで来る事の叶わない御遺族・御戦友のお気持ちを想い浮べながら鎮魂を祈念。






次の目的地へ向かうべく天幕を撤収


自分の背中に居たと蟷螂を捕獲

戯れるK隊員。

昨日膨らませたネット購入の安物ボートは萎むことなくその侭でありました。


ルンガ渡河点より、次の目的地はモカヒル頂上であります。

初日に顎を出したコングライ~タボー間の凡そ二倍の距離。

案内人トンガは対岸に渡河せずルンガ河に沿って下流へと向かうとの事。
今、思えば無理にでも渡河し正しい丸山道、ルンガ右岸の密林内を行くべきだったと後悔するも、トンガが河下りを選択したのは密林内に獣道すら無く難路だったのでありましょう。

案内人の言うとおり安全第一を念頭にルンガ渡河点を出発。

果たしてどのような難路なのかと心配しながら下流へと向かったのでありました。

つづく


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