ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
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現在地はソロモン諸島ガダルカナル島丸山道タンブハ=ルンガ渡河点


ルンガ渡河点=第二・四野戦病院跡地=現地名・タンブレロ
タンブレロと言っても何がある訳でもなく唯の河原で案内人トンガは対岸、「ルンガ右岸に野営適地がある」との事でルンガ河を渡河すると言う。

自分としては此の地で一泊したかったのだが降雨増水渡河不能の危惧もあり止む無く渡河準備を開始する。

ジョンが先陣を切ってルンガ河の深さを調査、渡河可能との判断。

晴れたり降ったり不安定な空模様の中・・・

昨年も使用したダイバーシューズを装着!


昨年一度も使用しなかった2.980円ネット購入の荷物運搬用ビニールボートに空気を入れ

此処で、made in chinaの空気ポンプのホースが外れてはいけない部位で見事に外れ・・・

懸命にポンプ補修に努めるサンディを眺めながらビニールボート待ち。

渡河に備えK隊員はパン一であります。

苦闘20分、サンディ見事に補修を完了

無事ビニールボートも膨らみ準備完了!!

イザ!! ルンガ河渡河

ところが・・・
上流でかなりの降雨があったらしく水位が上昇し・・・
慌てて20㍍ほどアスタエ山の麓へ非難し写した↓一枚


あれよ


あれよと


眺めていると・・・


砂州はルンガの流れに呑まれ


増水を始めてものの40分で此の有様

翌朝撮影、同地点

1メートルは増水したであろうか。
減水している状態で一番深い地点が胸までの水位なので増水状態では下流に流される事間違いなし!!
事実、ガ島戦の資料には総攻撃に向け進軍中、足許を滑らせ装備と共に下流へ流されそのまま行方知れずとなった兵の記述も、総攻撃頓挫の後撤退時ルンガ河増水によりルンガ渡河点右岸で数日に渡り足止めを止む無くされ減水を待ったともある。
そして悲惨なのは傷病兵・・・
この三途の川ルンガ河を渡る事が叶わず、右岸でそのまま果てられた御英霊も居られたのであります。

案内人トンガも流石に渡河不能と判断し此の地を本日の野営地と決め・・・
無駄と解りつつも衣類・装備乾燥の為に物干しロープ設営。


曇天の中、物干しであります。


物干しを終え次に天幕設営

写真は翌朝撮影

引き続き、やや下流に流れ込む支流で飲料水を濾過調達。


明朝までの水分補給は確保され



こんな事をしている間にも時はどんどんと過ぎ行き・・・

昔ながらの中華そば



日本より持参した乾燥大蒜スライスと一味を投入すれば

本日のディナー完成であります。

夕食後、周辺を暫し探索するも何も発見出来ず、再び小雨が振り出し天幕へと潜り込んで一日を終えたのでありました。

つづく


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石坂准尉の八年戦争さま
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