ガダルカナル戦書籍一覧


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現在地はソロモン諸島ガダルカナル島丸山道アスタエ山頂


ルンガ渡河点へと続く密林急斜面の入り口


伐採時最初に駆り払われた雑木の山を超え


樹につかまり

草を頼りに身を預けながら

この時の為だけに日本から送ったホームセンター購入のトラックロープ径9ミリ長さ25mが登場し

すみません、物干しにも使ってました。

ローカルに続きK隊員

ロープを使用している斜面は凡そ60度

途中一箇所だけ斜めに続く獣道

おそらく此れが当時工兵第二連隊が構築した九十九折の丸山道。
永年の自然災害により殆ど姿を消してしまったのでしょう。
此の地で斜めに下る獣道はどう見ても人為的であり違和感を覚えました。

三度ほどロープを使用し


振り返れば

心配そうに此方を注視しているK隊員
当たり前ですがK隊員と自分の間一直線が進路であります。

そして斜面右前方には漸くルンガの流れが認められ


湿った滑り易い土に足場を作ってくれるサンディ


やっと傾斜が幾分緩くなっている沢を目にし一安心


さらに沢筋を下り


途中にあった枯れた大木

曇り空であります。

そして沢はルンガ河へと流れ込み


途中あまりの急傾斜に行倒れる小休止する場所も無く

ルンガ渡河点付近に無事到着したのでありました。

我々の歩いた経路

伐採地よりルンガ河まで凡そ二時間を要しました。

やっと辿り着いたルンガ渡河点
此の地には二師団の第四野戦病院とルンガ屈曲点第一野戦病院に追及すべく第二野戦病院が待機、そして警備隊は歩兵第230連隊第二大隊・関谷大隊でありました。
当時の位置関係は↓の通り


丸山道の資料に頻繁に登場するルンガ渡河点。
勝股氏の飼料に拠れば此の地が丸山道で一番多くの御遺骨176柱が収骨されているのであります。

配置図にある糧秣交付所・・・果たして幾ばくの糧秣が交付されたのでしょう。

まずは露営適地をと考えながら写したルンガ河上流


そして下流アスタエ山麓

一見して部隊の露営適地と思われる所は上空に暴露し密林の代わりに玉石が転がり昭和17・8年とは明らかに地形が変わっていると見受けられたのでありました。

つづく


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