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ガダルカナル戦書籍一覧


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現在地はソロモン諸島ガダルカナル島丸山道バラヒル山頂

次の野営予定地はタンブハ。
日本軍呼称、マタニカウ川合流点であります。

バラヒル山頂にて小休止の間K隊員とローカルスタッフが周辺を探索。

軍靴の底と思われました。
此の地では他に発見するに至らず。


案内人トンガはタンブハ方面に斥候へ出たのでありますが三十分ほどで帰着。
手に竹を持ち満面の笑みでありました。


挺身斥候に出た筈なのですが・・・

持ち帰った野鳥の卵。
竹に詰め蒸して夕食時のもう一品として彼らの胃に収まったのでありました。。

前進方向の密林


生茂る樹々は密なるも降りなので呼吸は乱れないが・・・足腰には負担大。

中々の急傾斜で樹に掴まり蔦に体重を預けながら降る事十数分。

急傾斜は徐々に緩やかとなり
やや平坦となったところで

トンガが背負子を降ろしたので小休止かと思いきや

この辺りを捜索すると言う。
ローカルスタッフはジョンを除いたトンガ・ラファエル・サンディいずれも丸山道を何度か訪れているのでレリック(戦争遺物)のある位置を把握している。
位置を知っていながらも捜索しないと発見出来ないのだ。

帰国後現在地を調べ歩29第11中隊長であられた勝股氏の資料で確認すると

黒丸白抜き数字は昭和五十年代に遺骨収集団が拾骨された柱数。

此の地の142柱は第二・四野戦病院跡地のタンブハ176柱に次ぐ柱数であります。
この密林の平坦部が・・・すでにタンブハの北端


現地を歩いている時は大凡この辺りであろうとは思っておりましたが案内看板がある訳も無く半信半疑での捜索開始となったのでありました。

つづく


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