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2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
丸山道11 タボー6より続いております。
現在地、ソロモン諸島ガダルカナル丸山道タボー
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150418/07/guadalcanal/83/5c/g/o0605046813279332592.gif?caw=800)
赤円の付近を捜索開始であります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150422/18/guadalcanal/ee/34/g/o0605046513283755986.gif?caw=800)
昼食休憩を終えて再び密林へ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/55/e7/j/o0605045413288323779.jpg?caw=800)
此処で全くレリツク(戦争遺物)を発見出来ない日本人でありましたがK隊員が小銃弾を発見。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/a9/28/j/o0605045513288325960.jpg?caw=800)
此の地タボーの小川流域全体が丸山道の休憩・野営地点であったことは間違い無いようです。
DigDig(穴掘り)を続けながら徐々に山を登り始めると小さな滝が目を奪う。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/1c/35/j/o0605045213288334004.jpg?caw=800)
小規模な リムストーン・プールであります。
千枚田が脳裏に蘇る形状でありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/19/73/j/o0605045713288338007.jpg?caw=800)
自然の力で作り出された千枚滝の如く、幻想的な風景に此の地が戦跡であることを暫し忘れてしまいそうであります。
此の小流は時に狭くなり
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/a6/83/j/o0605045213288334003.jpg?caw=800)
もう一段登ると再び千枚滝
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/da/44/j/o0605045313288334005.jpg?caw=800)
先頭を行くサンディーが何かを発見
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/85/44/j/o0605045513288334677.jpg?caw=800)
聞けば「洞窟があるようだ」との事
急傾斜を一挙に十米ほど登った岩肌に人一人がやっと横になれそうな窪みが
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/6c/4b/j/o0619046513288334678.jpg?caw=800)
露営地からかなり登った所でもあり果たしてこの窪みに御英霊がと疑いながら探索して見ると
嗚呼・・・小銃弾と薬莢
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/42/93/j/o0605045313288334679.jpg?caw=800)
御遺骨は発見されなかったので御遺骨収集の際にご帰国されたのか・・・
此の地で一時の休息をとり弱りきった身体に小銃弾の重さが耐え切れず捨て置き後方へ下がられたのか・・・
露営最適地は我々の天幕位置なのでかなり広範囲に日本軍将兵が野営または休憩されていたことが裏付けられました。
おそらくかなりの数の将兵が入れ替わり立ち代り此の地を通過されたのでしょう。
その多くの将兵の中でも体力気力の限界が訪れてしまった御英霊が糧無き此の地で生命の灯がつき冥府へと旅立たれたのかと思うと幻想的だった千枚滝も悲しく見えてくるのでありました。
ふと気付けば先ほどまで樹々の葉の隙間から我々を焦がしていた太陽はいつしか曇天となり雨がハラハラと降り出したのであります。
昨日のように濡鼠になっては拙いと、この窪みを終末点として露営地へ転進を図ったのでありました。
つづく
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fhistory.blogmura.com%2Fhis_taisen%2Fimg%2Fhis_taisen88_31.gif)
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アウステン山の戦闘記録
歩兵第228連隊
第三大隊長 → 西山少佐の日誌
第十中隊長→ 若林中尉の日誌
ガダルカナル島御戦没者名簿
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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉 長谷川榮作さまのホームページ
![ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal](https://stat.ameba.jp/user_images/20100814/11/guadalcanal/b0/f4/g/t02200073_0220007310692664051.gif?caw=800)
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。
新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト![ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal](https://stat.ameba.jp/user_images/20110508/08/guadalcanal/51/ee/g/t01700036_0170003611214394651.gif?caw=800)
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。
ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 公式ブログ。
![ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal](https://stat.ameba.jp/user_images/20110608/06/guadalcanal/33/83/j/o0521005511277476041.jpg?caw=800)
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丸山道11 タボー6より続いております。
現在地、ソロモン諸島ガダルカナル丸山道タボー
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赤円の付近を捜索開始であります。
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昼食休憩を終えて再び密林へ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/55/e7/j/o0605045413288323779.jpg?caw=800)
此処で全くレリツク(戦争遺物)を発見出来ない日本人でありましたがK隊員が小銃弾を発見。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/a9/28/j/o0605045513288325960.jpg?caw=800)
此の地タボーの小川流域全体が丸山道の休憩・野営地点であったことは間違い無いようです。
DigDig(穴掘り)を続けながら徐々に山を登り始めると小さな滝が目を奪う。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/1c/35/j/o0605045213288334004.jpg?caw=800)
小規模な リムストーン・プールであります。
千枚田が脳裏に蘇る形状でありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/19/73/j/o0605045713288338007.jpg?caw=800)
自然の力で作り出された千枚滝の如く、幻想的な風景に此の地が戦跡であることを暫し忘れてしまいそうであります。
此の小流は時に狭くなり
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/a6/83/j/o0605045213288334003.jpg?caw=800)
もう一段登ると再び千枚滝
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先頭を行くサンディーが何かを発見
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聞けば「洞窟があるようだ」との事
急傾斜を一挙に十米ほど登った岩肌に人一人がやっと横になれそうな窪みが
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露営地からかなり登った所でもあり果たしてこの窪みに御英霊がと疑いながら探索して見ると
嗚呼・・・小銃弾と薬莢
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150427/07/guadalcanal/42/93/j/o0605045313288334679.jpg?caw=800)
御遺骨は発見されなかったので御遺骨収集の際にご帰国されたのか・・・
此の地で一時の休息をとり弱りきった身体に小銃弾の重さが耐え切れず捨て置き後方へ下がられたのか・・・
露営最適地は我々の天幕位置なのでかなり広範囲に日本軍将兵が野営または休憩されていたことが裏付けられました。
おそらくかなりの数の将兵が入れ替わり立ち代り此の地を通過されたのでしょう。
その多くの将兵の中でも体力気力の限界が訪れてしまった御英霊が糧無き此の地で生命の灯がつき冥府へと旅立たれたのかと思うと幻想的だった千枚滝も悲しく見えてくるのでありました。
ふと気付けば先ほどまで樹々の葉の隙間から我々を焦がしていた太陽はいつしか曇天となり雨がハラハラと降り出したのであります。
昨日のように濡鼠になっては拙いと、この窪みを終末点として露営地へ転進を図ったのでありました。
つづく
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