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2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
現地時間 13:00頃
四回目の休憩地、昼食ポイントを出発。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150410/13/guadalcanal/99/9f/j/o0574040413271956588.jpg?caw=800)
一時間半歩けば露営地。
この言葉を信じ疲労の溜まってきた身体に鞭打って出発したのでありました。
現地時間 13:55 55分経過
五度目の休憩
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150410/14/guadalcanal/39/20/j/o0587040713271963758.jpg?caw=800)
気温凡そ36℃暑、足腰より気温が一番の敵でありました。
早く露営地にと歩を進める。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150410/14/guadalcanal/93/24/j/o0513038613271965941.jpg?caw=800)
獣道は段々と狭くなり・・・
次の沢で大きく崩れて道は無くなりトンガ氏が蛮刀で叢を切り開きながらの行軍となり・・・
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150410/14/guadalcanal/ad/d3/j/o0515038813271965940.jpg?caw=800)
突如腰かけ背負子を降ろす。
現地時間 16:57 03:57経過
トンガが道を偵察して来ると一人空身で先に進み、残された我々は斜面の途中で六度目となる小休止。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150410/14/guadalcanal/8f/75/j/o0516038913271969636.jpg?caw=800)
傾斜地で小休止といっても体力回復の技を駆使出来ない。
トンガが道を発見して再び行軍開始。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150410/14/guadalcanal/b7/ad/j/o0273049713271971010.jpg?caw=800)
中々の急斜面でありました。
見て頂ければ判ると思いますが九十九折に登るのではなく山頂に向かって直進であります。
現地時間 17:44 04:44経過
漸く本来のルートに出たところで七度目の小休止。
ローカルスタッフにも疲労の色が出始め・・・
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150416/07/guadalcanal/08/7d/j/o0512029113277505718.jpg?caw=800)
露営地まであとどれくらい掛かるのかと問うても
「スモールストリームのグッドロケーションだ」
と的の外れた答えが返って来る。
そして現地時間 18:10 05:10経過
この画像を最期に・・・
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150410/14/guadalcanal/c2/c0/j/o0594042813271975440.jpg?caw=800)
此の日の写真は途絶え・・・
天は我に見方せず雨が降り出し・・・
最期に座標を測定したのは七度目の休憩ポイント17:44
15:42から16:59まで殆ど移動していないのは沢が崩れ道を失っていた時間帯。
正しいルートに戻ったのが15:44なので暫く道を探し回っていた事になります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150416/08/guadalcanal/84/a2/g/o0573076113277545747.gif?caw=800)
※こうして図に距離を入れると移動区間は大したことなく感じますが上り下りがエライのです。
④が昼食地点
⑤⑥と正規ルートが無くなり彷徨った一帯
⑦で最終座標計測その後スコール・・・
蒸し暑い中ポンチョを羽織って峠を二つほど越し
漸く露営地⑧に着いたのは18:30頃・・・
既に薄暮から闇が迫りつつある時間帯⑦から⑧の区間の時間と距離を見るとかなりのハイペースだった事が解ります。
13:00に昼食地点を出発し一時間半で到着する予定の露営地まで実に五時間半!!
体力の限界を超えた状態で酷使した身体は痛み痺れ・・・
さざめ降る雨の中、川原の石に腰掛けポンチョを頭から被り・・・お尻痛かったです。
このまま朝まで眠ってしまおうとおぼろ気考えていた時・・・
同じく隣でヘタリ込んでいたK隊員
「あれ 蛍かな???」
「応!!」
と声を出したかどうか、闇迫る中蛍の写真を撮る気力も技術も持ち合わせず・・・
帰国後、蛍の居た場所の写真を加工したイメージ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150410/14/guadalcanal/d4/60/g/o0605037313271995142.gif?caw=800)
35kgを超える背嚢を背負った上、完全武装の御英霊のご苦労を想えば此れしきの事、という考えにも至らず・・・
果たして予定の日程でアンドー村に辿り着くのであろうか・・・と考えながら
ただただ蛍の光を見つめていたのでありました。
※この蛍は今次ガ島行で今も一番強く印象に残っている場面であります。
つづく
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fhistory.blogmura.com%2Fhis_taisen%2Fimg%2Fhis_taisen88_31.gif)
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